ファイルまたはフォルダーが作成されると、そのオブジェクトに既定のアクセス許可が割り当てられます。または作成者が特定のアクセス許可を割り当てることができます。

有効なアクセス許可を表示するために最低限必要なアクセス許可は、読み取りです。このトピックの「その他の考慮事項」で、詳細を確認してください。

ファイルおよびフォルダーの有効なアクセス許可を表示するには
  1. エクスプローラーを開き、有効なアクセス許可を表示するファイルまたはフォルダーを見つけます。

  2. ファイルまたはフォルダーを右クリックし、[プロパティ]、[セキュリティ] タブの順にクリックします。

  3. [詳細設定]、[有効なアクセス許可] タブ、[選択] の順にクリックします。

  4. [選択するオブジェクト名を入力してください (例)] に、ユーザー名またはグループ名を入力し、[OK] をクリックします。オンにしたチェック ボックスは、そのファイルまたはフォルダーのユーザーまたはグループに対して、有効なアクセス許可であることを示します。

その他の考慮事項

  • エクスプローラーを開くには、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[アクセサリ] をクリックし、[エクスプローラー] をクリックします。

  • 指定したオブジェクトが、Everyone グループ、Authenticated Users グループ、Local Users グループにアクセス許可を付与している場合、そのアクセス許可は必ず有効な権利に含まれます。ただし、指定したユーザーまたはグループが Anonymous グループである場合は別です。このバージョンの Windows では、Everyone グループには Anonymous ユーザーは含まれません。

  • [有効なアクセス許可] タブには、既存のアクセス許可エントリから計算された情報が表示されます。したがって、ここに表示される情報は読み取り専用であり、アクセス許可チェック ボックスをオンまたはオフにしてユーザーのアクセス許可を変更することはできません。

  • アクセス制御ユーザー インターフェイスを使用しているときにアクセス許可を設定できるのは、NTFS でフォーマットされたドライブだけです。

  • 共有アクセス許可は、有効なアクセス許可の一部ではありません。アクセスが NTFS アクセス許可によって許可される場合でも、共有フォルダーへのアクセスは共有アクセス許可によって定義できます。

その他の参照情報


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