Windows タイム サービス (W32time とも呼ばれます) は、Windows Server 2008 R2 ネットワーク上で実行されているコンピューターの日付と時刻を同期します。Windows タイム サービスは Kerberos 認証が正常に動作するために必須の機能であるため、Active Directory ベースの認証にも必須です。ほとんどのセキュリティ サービスを含む Kerberos 対応アプリケーションは、認証要求に参加しているコンピューター間で時間が同期されていることを前提としています。Active Directory ドメイン コントローラーでは、データ レプリケーションの正確を期すためにもクロックが同期している必要があります。
時間の同期を構成する
組織のコンピューターで時間の同期を構成するために実行できる手順を次の表に示します。
手順 | 参照先 | |
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最初のドメインをフォレストに展開するときに、有効なネットワーク タイム プロトコル (NTP) ソースから同期するように、そのドメインでプライマリ ドメイン コントローラー (PDC) エミュレーターの操作マスターを構成します。 |
Windows タイム サービスの構成に関するページ (英語の可能性あり) ( | |
Windows ベースのクライアント コンピューターによっては、Active Directory ドメインと時間が自動的に同期しないものがあります。これらのコンピューターについて、ドメイン内のドメイン コントローラーなどの特定のソースから時間を要求するように構成できます。ドメインと同期するソースを指定しない場合は、各コンピューターの内部ハードウェア クロックによって時間が制御されます。 |
時間を同期させるための Windows ベースのクライアントの構成に関するページ (英語の可能性あり) ( | |
ローカルの Windows タイム サービスの設定が正しく構成されていない場合は、問題のトラブルシューティングに時間をかけるのを避け、単に Windows タイム サービスを既定の設定に復元することもできます。 |
Windows タイム サービスの既定の設定への復元に関するページ (英語の可能性あり) ( |