アプリケーション サーバー基盤は、アプリケーション サーバーの役割のインストール時に既定でインストールされるテクノロジのグループです。基本的には、アプリケーション サーバー基盤は .NET Framework 3.0 となります。

Windows Server 2008 には、インストールされるサーバーの役割に関係なく、.NET Framework 2.0 が含まれています。.NET Framework 2.0 には共通言語ランタイム (CLR) が含まれています。CLR によって、コードの安全な実行、コード展開の簡素化、および複数言語間の相互運用性のサポートを実現するためのコード実行環境が提供されます。アプリケーション サーバー基盤をインストールすると、.NET Framework 3.0 の機能が、ベースラインとなる .NET Framework 2.0 に追加されます。.NET Framework 3.0 の詳細については、.NET Framework デベロッパー センター (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=81263) を参照してください。

アプリケーション サーバー基盤のコンポーネント

アプリケーション サーバー基盤の主要なコンポーネントは、次のとおりです。

  • Windows Communication Foundation (WCF)

  • Windows Workflow Foundation (WF)

  • Windows Presentation Foundation (WPF)

各コンポーネントは、ライブラリと .NET アセンブリのセットとしてインストールされます。

サーバーベースのアプリケーションの場合、アプリケーション サーバー基盤の最も重要なコンポーネントは WCF と WF です。WPF は、クライアントベースのアプリケーションで主に使用されます。

WCF

WCF は、Web サービスを使用して相互に通信を行うアプリケーションの構築をサポートする、Microsoft の統一プログラミング モデルです。これらのアプリケーションは、サービス指向アプリケーションとも呼ばれています。開発者は、WCF を使用して、安全で信頼性の高いトランザクション アプリケーションを構築できます。これらのアプリケーションはプラットフォーム間で統合され、既存のシステムやアプリケーションとの相互運用が可能です。WCF の詳細については、Windows Communication Foundation に関するページ (英語の可能性あり)(https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=81260) を参照してください。

WF

WF は、Windows Server 2008 上でワークフロー対応のアプリケーションをすばやく構築するためのプログラミング モデルおよびエンジンです。WF では、次に示すような、さまざまなシナリオに対応するシステム ワークフローと人的ワークフローがサポートされます。

  • 基幹業務 (LOB) アプリケーションのワークフロー

  • ユーザー インターフェイス (UI) のページ フロー

  • ドキュメント中心のワークフロー

  • 人的ワークフロー

  • サービス指向アプリケーション用の複合ワークフロー

  • ビジネス ルール優先ワークフロー

  • システム管理用ワークフロー

WPF

WPF によって、機能豊富な Windows スマートクライアント アプリケーションを構築するための統一プログラミング モデルが提供されます。.NET Framework 3.0 のコンポーネントであるため、WPF は、アプリケーション サーバー基盤の一部としてインストールされます。ただし、WPF はサーバーベースのアプリケーションでは通常使用されません。

その他の参照情報


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