Windows Communication Foundation (WCF) によって、セキュリティと信頼性に優れ、トランザクション対応で相互運用性を備えた分散アプリケーションを構築するためのフレームワークが提供されます。WCF は、Web サービス アーキテクチャに基づいて構築される通信インフラストラクチャです。

WCF のサービス指向プログラミング モデルは、Microsoft .NET Framework に組み込まれています。このプログラミング モデルによって、トランスポート、セキュリティ システム、メッセージング パターン、エンコーディング、ネットワーク トポロジ、ホスティング モデルなどの分散システムの多様な機能が、組み合わせ自在で拡張可能な 1 つのアーキテクチャに統合されます。

WCF を使用すると、カスタム コーディングの量が減り、接続型システムをより簡単に開発することができます。

タスク 参照先

接続型アプリケーションをサポートし、ネットワーク プロトコルを介した通信を支援することを目的として設計されたアプリケーション サーバーの役割サービスの機能を確認する。この役割サービスには、Windows プロセス アクティブ化サービス (WAS)、TCP ポート共有、COM+ ネットワーク アクセス、分散トランザクション サポート、Web サーバー (IIS) サポートなどがあります。

アプリケーション サーバーの役割サービス

アプリケーションの接続、およびこれをサポートするアプリケーション サーバーの役割サービスについて、インフラストラクチャのニーズを特定する。役割の追加ウィザードを使用してアプリケーション サーバーの役割をインストールする際に、アプリケーションとリソースの参加をサポートする各サーバーに、適切な役割サービスもインストールする。

アプリケーション サーバーの役割をサーバーにインストールする

その他の参照情報


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