[接続セキュリティの規則のプロパティ] ダイアログ ボックスのこのタブは、この規則に一致するネットワーク トラフィックの保護に使用する認証要件およびプロトコルを指定するために使用します。

このタブの表示方法
  1. セキュリティが強化された Windows ファイアウォール MMC スナップインで、[接続セキュリティの規則] をクリックします。

  2. 変更する規則を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  3. [認証] タブをクリックします。

要件

[認証モード] で、ネットワーク トラフィックの認証を必須とするかどうか、または認証を要求するかどうかを示す次のオプションのいずれかをオンにします。

オプション 説明

認証しない

このオプションは、規則を認証の除外規則にする場合にオンにします。この規則に一致するネットワーク トラフィックは、このコンピューター上のインターネット プロトコル セキュリティ (IPsec) で認証されません。また、このオプションは、[カスタム構成] オプションまたは [クライアントからゲートウェイへ] オプションを使用することで作成される、トンネル モード規則にも使用できます。

受信と送信を要求する

接続の認証が可能な場合は認証します。ただし、認証が失敗した場合にも接続は許可されます。

受信で必須、送信で要求

すべてのネットワーク受信接続は認証される必要があり、認証されない場合はエラーになります。送信接続の認証が可能な場合は認証します。ただし、認証が失敗した場合にも接続は許可されます。

受信および送信で必須

認証された接続のみが許可されます。

受信で必須、送信では不要

すべてのネットワーク受信接続は認証される必要があり、認証されない場合はエラーになります。送信接続は認証されません。

セキュリティについての 注

この設定は、IPsec ゲートウェイが、インターネットで IPsec を使用できないコンピューターと通信する必要がある場合にのみ使用することをお勧めします。

方法

これらの設定は、この接続セキュリティの規則で使用する認証の種類を構成する場合に使用します。

認証方法の詳細については、Windows でサポートされる IPsec のアルゴリズムと認証方法に関するページ (英語の可能性あり) (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=129230) を参照してください。

[詳細設定] を選択した場合は、[カスタマイズ] をクリックし、[詳細な認証方法のカスタマイズ] ダイアログ ボックスを使用することで認証方法を追加する必要があります。

その他の参照情報


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