インターネット制御メッセージ プロトコル (ICMP) に基づいて条件を構成するためにファイアウォール規則を作成または変更するには、このダイアログ ボックスを使用します。

このダイアログ ボックスの表示方法
  • ウィザードを使用して新しいファイアウォール規則を作成するには、次の手順を実行します。

    1. [規則の種類] ページで [カスタム] をクリックします。

    2. [プロトコルおよびポート] ページの [プロトコルの種類] で、[ICMPv4] または [ICMPv6] を選択します。

    3. [カスタマイズ] をクリックします。

  • [ファイアウォール規則のプロパティ] ダイアログ ボックスを使用して既存のファイアウォール規則を変更するには、次の手順を実行します。

    1. [プロトコルおよびポート] タブをクリックします。

    2. [プロトコルの種類] で、[ICMPv4] または [ICMPv6] を選択します。

    3. [カスタマイズ] をクリックします。

[すべての種類の ICMP]

ICMP を使用するすべてのメッセージが規則と一致することを指定するには、このオプションを選択します。

[特定の種類の ICMP]

1 つ以上の ICMP メッセージの種類を選択するには、このオプションを選択します。規則を適用するメッセージの種類を選択します。

[この種類の ICMP]

[特定の種類の ICMP] に示されていない ICMP メッセージの種類を指定するには、このオプションを使用します。このオプションは、[特定の種類の ICMP] を選択した場合にのみ有効になります。一覧に種類を追加するには、[追加] をクリックします。

[種類]

ICMP メッセージの種類に関連付けられた番号です。たとえば、3 は "宛先到達不可" メッセージの番号です。メッセージの種類は、0 ~ 255 の整数です。

[コード]

ICMP メッセージの種類のコードに関連付けられた番号です。これらのコードは、メッセージ送信の原因となった状況のトラブルシューティングや理解に役立つ詳細情報です。コード番号が同じでも、メッセージの種類が違うと意味が異なる場合があります。たとえば、3 は "宛先到達不可" メッセージの "ポートに到達不可" のコードですが、"リダイレクト" メッセージの種類の "サービスおよびホストの種類のデータグラムのリダイレクト" のコードでもあります。

コードには、0 ~ 255 の整数、または [任意] を値として指定できます。

メッセージの種類とコードを組み合わせることで、例外に対して詳細な条件を指定できます。リモート トラブルシューティングのために、指定した ICMP メッセージが必ずセキュリティが強化された Windows ファイアウォールを通過し、他の ICMP メッセージがブロックされるようにする必要がある場合は、この設定が便利です。

関連項目


目次