このウィザードのページは、この規則と照合するネットワーク トラフィックに関連する、ローカルおよびリモートの IP アドレスを指定するために使用します。ローカル IP アドレスの一覧にローカル コンピューターが表示される場合、いずれかのリモート IP アドレスとの間でやり取りされるすべてのネットワーク トラフィックは、この規則と照合されます。

このウィザードのページを表示するには
  1. セキュリティが強化された Windows ファイアウォール MMC スナップインで [受信の規則] または [送信の規則] を右クリックし、[新しい規則] をクリックします。

  2. [規則の種類] ページで [カスタム] をクリックします。

  3. [スコープ] ページが表示されるまで、[次へ] をクリックしてウィザードのページを移動します。

この規則を適用するローカル IP アドレスを選択してください。

ローカル IP アドレスは、その規則が適用されるかどうかを判断するために、ローカル コンピューターで使用されます。指定したアドレスのいずれかを使用するように構成されたネットワーク アダプターを介して送信されるネットワーク トラフィックに対してのみ、規則が適用されます。

任意の IP アドレス

ローカル IP アドレスとして指定されている任意のアドレスを使用するネットワーク パケットを規則と照合するように指定するには、このオプションを使用します。このオプションがオンになっている場合、ローカル コンピューターは常に規則と照合されます。

次の IP アドレス

[ローカル IP アドレス] フィールドで指定されたアドレスのいずれかを含んだネットワーク トラフィックのみを規則と照合するには、このオプションを使用します。指定された IP アドレスのいずれかを使用するネットワーク アダプターがローカル コンピューターにない場合、規則は適用されません。[IP アドレス] ダイアログ ボックスで、[追加] をクリックして新しいエントリを一覧に作成するか、[編集] をクリックして一覧内の既存のエントリを変更します。

この規則を適用するインターフェイスの種類のカスタマイズ

[カスタマイズ] をクリックして、[インターフェイスの種類のカスタマイズ] ダイアログ ボックスを表示します。このダイアログ ボックスは、規則と照合するネットワーク インターフェイスの種類を構成するために使用します。既定では、すべてのインターフェイスの種類が含まれます。

この規則を適用するリモート IP アドレスを選択してください。

規則を適用するリモート IP アドレスを指定します。送信先の IP アドレスが一覧内にあるアドレスのいずれかである場合、ネットワーク トラフィックは規則と照合されます。

任意の IP アドレス

一覧に含まれている任意の IP アドレスから受信する (またはこのアドレスに送信する) ネットワーク パケットを規則と照合するには、このオプションを使用します。その IP アドレスから受信するネットワーク パケットには受信の規則、その IP アドレスに送信するネットワーク パケットには送信の規則が適用されます。

次の IP アドレス

[リモート IP アドレス] フィールドで指定されたアドレスのいずれかを含んだネットワーク トラフィックのみを規則と照合するには、このオプションを使用します。[IP アドレス] ダイアログ ボックスで、[追加] をクリックして新しいエントリを一覧に作成するか、[編集] をクリックして一覧内の既存のエントリを変更します。

これらの設定の変更方法

ファイアウォール規則の作成後は、[ファイアウォール規則のプロパティ] ダイアログ ボックスでこれらの設定を変更できます。このダイアログ ボックスは、[受信の規則] および [送信の規則] で規則をダブルクリックすると表示されます。これらの設定を変更するには、[スコープ] タブを使用します。

その他の参照情報


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