Windows Server バックアップを使用して、アプリケーションおよびアプリケーション データを回復するためのバックアップを作成することができます。これを行うには、アプリケーションがボリューム シャドウ コピー サービス (VSS) ライターを備えていて、Windows Server バックアップに登録できる状態であり、バックアップの作成時にアプリケーションと VSS ライターが実行されている必要があります。アプリケーションを Windows Server バックアップに登録する手順については、
サポートされているアプリケーションをバックアップするには、まず次の作業を行う必要があります。
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バックアップの保存場所を特定します。アプリケーションのバックアップは、光学式メディアやリムーバブル メディアではなく、接続されたディスクまたはリモート共有フォルダーに保存する必要があります (保存場所の選択方法の詳細については、「サーバーをバックアップする」を参照してください)。バックアップを保存するハード ディスクが接続されていてオンラインになっていることを確認してください。外付けハード ディスクを使用する場合は、USB 2.0 または IEEE 1394 をサポートしているものを選択してください。保存先のディスクには、バックアップする項目すべての保存に必要な記憶容量の少なくとも 2.5 倍の容量を確保します。バックアップの保存専用のディスクを使う場合、そのディスクは空か、保存する必要のないデータだけにしておく必要があります。このディスクはバックアップの準備段階で Windows Server バックアップによってフォーマットされるためです。スケジュールされたバックアップをリモート共有フォルダーに保存する場合、そのバックアップは、新しいバックアップを作成するたびに上書きされます。複数のバックアップを保存する場合はこのオプションを選択しないでください。
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バックアップに含めるボリュームを決定します。バックアップからアプリケーションを回復できるようにするには、ボリューム全体またはアプリケーションを含むボリュームをバックアップする必要があります (バックアップ対象の選択方法の詳細については、「サーバーをバックアップする」を参照してください)。
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スケジュールされたバックアップを作成する場合は、バックアップの頻度 (1 日 1 回またはそれ以上) を決定します。
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バックアップの実行開始後、スナップインの既定のページにある [メッセージ]、[状態]、および [スケジュールされたバックアップ] セクションを使用して状態を監視します。
注 | |
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アプリケーションの回復に使用するスケジュールされたバックアップを作成するには |
[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をクリックして、[Windows Server バックアップ] をクリックします。
スナップインの既定のページにある [操作] ウィンドウの [Windows Server バックアップ] で、[バックアップ スケジュール] をクリックします。バックアップ スケジュール ウィザードが開きます。
[はじめに] ページで、[次へ] をクリックします。
[バックアップの構成の選択] ページで、次のいずれかの操作を行い、[次へ] をクリックします。
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[サーバー全体 (推奨)] をクリックして、ボリュームまたはアプリケーションを含むボリュームなど、サーバー上のすべてのボリュームをバックアップします。これが推奨されるオプションです。
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特定のボリュームだけをバックアップするには、[カスタム] をクリックし、[次へ] をクリックします。
- [バックアップする項目を選択] ページで、[項目の追加] をクリックします。[項目の選択] で、アプリケーションを含むボリュームに対応するチェック ボックスをオンにします。[OK] をクリックします。
- [バックアップする項目を選択] ページで、[詳細設定]、[VSS の設定] タブの順にクリックし、[VSS 完全バックアップ] または [VSS コピー バックアップ] を選択します。[OK] をクリックし、[次へ] をクリックします。
- [バックアップする項目を選択] ページで、[項目の追加] をクリックします。[項目の選択] で、アプリケーションを含むボリュームに対応するチェック ボックスをオンにします。[OK] をクリックします。
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[サーバー全体 (推奨)] をクリックして、ボリュームまたはアプリケーションを含むボリュームなど、サーバー上のすべてのボリュームをバックアップします。これが推奨されるオプションです。
[バックアップの時間の指定] ページで、次のいずれかの操作を行い、[次へ] をクリックします。
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[1 日 1 回] をクリックし、ドロップダウン リストから時刻を選択して、1 日 1 回のバックアップの実行を開始します。
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[1 日複数回] をクリックします。開始時刻を選択するには、[指定可能な時間] でバックアップを開始する時刻をクリックし、[追加] をクリックして、指定した時刻を [スケジュールされた時間] に移動します。この手順を、追加する開始時刻ごとに繰り返します。
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[1 日 1 回] をクリックし、ドロップダウン リストから時刻を選択して、1 日 1 回のバックアップの実行を開始します。
[作成先の種類の指定] ページで、次のいずれかの操作を行い、[次へ] をクリックします。
- [バックアップ専用のハードディスクにバックアップする (推奨)] を選択します。
- [作成先ディスクの選択] ページで、バックアップ用に接続したディスクのチェック ボックスをオンにし、[次へ] をクリックします。
- 既定では、使用可能なディスクの一覧が表示されます。これらのディスクは、障害対策としてバックアップを外部に保存する際に使用できる外付けディスクです。一覧に何も表示されない場合、または使用するディスクが表示されない場合は、[すべての使用可能なディスクを表示] をクリックします。[すべての使用可能なディスクを表示] で、バックアップの保存に使用するディスクの横にあるチェック ボックスをオンにし、[OK]、[作成先ディスクの選択] の順にクリックし、ディスクに対応するチェック ボックスを再び選択します。このディスクはエクスプローラーには表示されなくなります。これは、データが誤ってドライブに保存されて上書きされるのを防ぎ、バックアップが不用意に失われるのを防ぐためです。
- 選択したディスクがフォーマットされて既存のデータがすべて削除されることを知らせるメッセージが表示されます。[はい] をクリックします。必要なデータがディスクにある場合は [はい] をクリックしないでください。別のディスクを使用するには [いいえ] をクリックし、[利用可能なディスク] で別のディスクを選択します。
- [作成先ディスクの選択] ページで、バックアップ用に接続したディスクのチェック ボックスをオンにし、[次へ] をクリックします。
- [共有ネットワーク フォルダーにバックアップする] を選択します。
- [リモート共有フォルダーの指定] ページで、フォルダーへのパスを入力します。このフォルダーに、WindowsImageBackup というフォルダーが作成されます。作成するバックアップは、\\<RemoteServer>\<SharedFolderPath>\WindowsImageBackup\<ComputerBackedUp> に保存されます。
- また、バックアップの作成に使用されたユーザー資格情報だけがバックアップにアクセスできるようにするには、[リモート共有フォルダーの指定] ページで [継承しない] をクリックし、[次へ] をクリックします。[バックアップ スケジュールの登録] ダイアログが表示されます。リモート フォルダーをホストしているコンピューターで書き込みアクセス許可を持っているユーザー アカウントのユーザー名とパスワードを入力して、[OK] をクリックします。
- [リモート共有フォルダーの指定] ページで、フォルダーへのパスを入力します。このフォルダーに、WindowsImageBackup というフォルダーが作成されます。作成するバックアップは、\\<RemoteServer>\<SharedFolderPath>\WindowsImageBackup\<ComputerBackedUp> に保存されます。
重要 バックアップの保存に使用する外付けディスクには、ディスクの内容を示すラベルをディスク本体に貼っておくことをお勧めします。ディスクに保存されているバックアップからデータを回復する場合、ディスクを識別するためにこの情報が必要になります。
- [バックアップ専用のハードディスクにバックアップする (推奨)] を選択します。
[確認] ページで詳細を確認し、[完了] をクリックします。ディスクを保存専用にする場合は、ディスクがフォーマットされます。これには、ディスクのサイズに応じて数分かかる場合があります。
[概要] ページで、[閉じる] をクリックします。
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1 回限りのバックアップを作成するには、Administrators グループまたは Backup Operators グループのメンバーであること、または適切な権限が委任されていることが必要です。