DFS 名前空間と DFS レプリケーションを使用して、ドキュメント、ソフトウェア、および基幹業務データを組織全体のユーザーに公開できます。DFS レプリケーション単独でもデータを配布するには十分ですが、DFS 名前空間を使用すると、フォルダーが複数のサーバーによってホストされるように名前空間を構成できます。これらの各サーバーでは、そのフォルダーの更新されたコピーが保持されます。これにより、データの可用性が向上して、クライアントの負荷が複数のサーバー間で分散されます。

ユーザーは、名前空間内のフォルダーを参照する際に、そのフォルダーが複数のサーバーによってホストされていることはわかりません。ユーザーがフォルダーを開くと、クライアント コンピューターは、自動的にそのサイトのサーバーを参照します。同じサイトのサーバーが使用できない場合、管理者は、AD DS で定義されたとおりに、最低の接続コストのサーバーをクライアントが参照するように名前空間を構成できます。

DFS 名前空間を展開するには、次のタスクを実行します。

タスク 参照先

DFS 名前空間の基本的な概念を確認する

DFS 名前空間の概要

要件を確認し、DFS 名前空間の展開準備を行う

DFS 名前空間を展開する準備を行う

DFS の管理をインストールする

DFS の管理をインストールする

DFS 名前空間を作成する

DFS 名前空間を作成する

既存のドメイン ベースの名前空間を Windows Server 2008 モードのドメイン ベースの名前空間に移行する

ドメイン ベースの名前空間を Windows Server 2008 モードに移行する

名前空間サーバーをドメイン ベースの名前空間に追加して、可用性を向上する

名前空間サーバーをドメイン ベースの DFS 名前空間に追加する

名前空間にフォルダーを追加する

DFS 名前空間にフォルダーを作成する

名前空間のフォルダーにフォルダー ターゲットを追加する

フォルダー ターゲットを追加する

DFS レプリケーションを使用して、フォルダー ターゲット間で内容をレプリケートする (オプション)

DFS レプリケーションを使用してフォルダー ターゲットをレプリケートする


目次