ドメイン ネーム システム (DNS) リソース レコードの次の構成オプションは、標準の DNS ゾーンおよび Active Directory 統合 DNS ゾーンの両方に格納されているリソース レコードのセキュリティに関連するものです。

Active Directory ドメイン サービスに格納されている DNS リソース レコードの DACL を管理する

随意アクセス制御リスト (DACL) を使用すると、DNS リソース レコードを制御する Active Directory のユーザーやグループのアクセス許可を管理できます。詳細については、「リソース レコードのセキュリティを変更する」を参照してください。

次の表は、Active Directory ドメイン サービス (AD DS) に格納されている DNS リソース レコードの既定のグループ名またはユーザー名とアクセス許可を示しています。

グループ名またはユーザー名 アクセス許可

Administrators

許可 : 読み取り、書き込み、すべての子オブジェクトの作成、特殊なアクセス許可

Authenticated Users

許可 : すべての子オブジェクトの作成

Creator Owner

特殊なアクセス許可

DnsAdmins

許可 : フル コントロール、読み取り、書き込み、すべての子オブジェクトの作成、子オブジェクトの削除、特殊なアクセス許可

Domain Admins

許可 : フル コントロール、読み取り、書き込み、すべての子オブジェクトの作成、子オブジェクトの削除

Enterprise Admins

許可 : フル コントロール、読み取り、書き込み、すべての子オブジェクトの作成、子オブジェクトの削除

Enterprise Domain Controllers

許可 : フル コントロール、読み取り、書き込み、すべての子オブジェクトの作成、子オブジェクトの削除、特殊なアクセス許可

Everyone

許可 : 読み取り、特殊なアクセス許可

Pre-Windows 2000 Compatible Access

許可 : 特殊なアクセス許可

System

許可 : フル コントロール、読み取り、書き込み、すべての子オブジェクトの作成、子オブジェクトの削除

詳細については、「DNS のセキュリティ情報」を参照してください。


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