FAX デバイスでの受信は、既定では無効になっているため、有効にする必要があります。FAX デバイスは、着信した呼び出しに自動的に応答するように構成することも、手動で応答するように構成することもできます。手動オプションは、FAX と電話が同じ着信回線を共有している場合に便利です。また、応答するまでの呼び出し音の回数を指定できます (FAX と電話が同じ着信回線を共有している場合は、電話に応答する時間的余裕があるように、応答までの呼び出し回数を多くします)。

この手順では、オプションとして被呼端末識別 (CSID) の文字列を指定することができます。この文字列は、FAX の送信者が FAX 受信者を識別するために使用されます。

重要

FAX デバイスは、FAX の送信と受信を同時に行うことはできません。

FAX デバイスでの受信を有効にするには
  1. FAX サービス マネージャーを開きます。

  2. 左側のウィンドウで、[デバイスとプロバイダー] をダブルクリックし、[デバイス] をクリックします。

  3. 右側のウィンドウで、構成するデバイスを右クリックし、[プロパティ] をクリックして、[全般] タブをクリックします。

  4. 呼び出しに自動と手動のどちらで応答するかを構成するには、[FAX を受信する] チェック ボックスをオンにして、次のどちらかを行います。

    • FAX デバイスで自動的に呼び出しに応答する場合は、[自動的に受信] をクリックします。次に、[応答までの呼び出し回数] に数値を入力します。既定の呼び出し回数は 5 です。FAX と電話が回線を共有していない場合は、この値を減らす必要があります。FAX と電話が回線を共有していて、この値を増やす場合は、FAX の送信元が伝送を停止するほど多くしないようにしてください。

    • FAX デバイスで手動で呼び出しに応答する場合は、[手動で受信] をクリックします。

  5. CSID を構成するには、[被呼端末識別 (CSID)] に CSID 文字列を入力します。文字列の長さは、最大 20 文字までに制限されています。

  6. 後で FAX デバイスの FAX 受信を無効にする場合は、デバイスを右クリックして、[自動的に受信] または [手動で受信] チェック ボックスをオフにします。

その他の考慮事項

  • FAX コンポーネントを構成するには、Administrators グループのメンバーであるか、または適切な権限が委任されている必要があります。

  • FAX サービス マネージャーを開くには、[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントして、[FAX サービス マネージャー] をクリックします。

その他の参照情報


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