接続マネージャーはクライアント ネットワーク接続ツールであり、ユーザーはこのツールを使用して、インターネット サービス プロバイダー (ISP) などのリモート ネットワークや、仮想プライベート ネットワーク (VPN) サーバーによって保護された企業ネットワークに接続できます。

接続マネージャー管理キット (CMAK) は、ネットワークにおけるユーザーのリモート接続エクスペリエンスをカスタマイズする場合に使用できるツールです。このカスタマイズは、リモートのサーバーやネットワークへの事前に定義された接続を作成することによって行います。ユーザー用の接続を作成およびカスタマイズするには、CMAK ウィザードを使用します。

CMAK ウィザードを使用すると、接続プロファイルをカスタマイズして、次に示すような接続の多くの要素を自動化できます。

  • リモート ネットワークのログイン情報。

  • 仮想プライベート ネットワーク (VPN) 接続の詳細。

  • ダイヤルアップ モデム構成と電話番号情報。

  • カスタム ルーティング テーブル。

  • Internet Explorer のプロキシのカスタム設定。

  • カスタムのビットマップとアイコン。

  • カスタム ヘルプ ファイル。

  • 他のプログラムを使用するカスタム動作。このプログラムとは、既にクライアント システム上に存在するプログラム、または接続プロファイルのインストール プログラムを使って追加したプログラムのいずれかです。

ウィザードを使用すると、接続プロファイルを必要に応じてカスタマイズできます。ほとんどすべてを自動化することも、多くのオプションから選択できるようにして柔軟性を提供することもできます。

接続マネージャー管理キットをインストールする

CMAK は、サーバー マネージャーの機能の追加ウィザードを使用してインストールできます。コンピューターに Administrators グループのメンバーがログオンすると、既定でサーバー マネージャーが開きますが、[スタート] メニューの [管理ツール] のコマンドや [コントロール パネル] の [プログラム] を使用してサーバー マネージャーを開くこともできます。

その他の参照情報

CMAK のインストールや使用方法の詳細については、接続マネージャー管理キットの操作ガイドに関するページ (英語の可能性あり) (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=57535) を参照してください。


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