簡易ファイル転送プロトコル

簡易ファイル転送プロトコル (TFTP) クライアントを使用すると、TFTP クライアントと TFTP サーバー間での TFTP プロトコルを使用したファイル転送が可能になります。TFTP プロトコルでは、ユーザー データグラム プロトコル (UDP) を使用してデータの送受信が行われます。TFTP プロトコルにより、UDP を使用した独自の信頼性のしくみが実装されます。

TFTP プロトコルでは認証方式や暗号化方式が一切サポートされないため、セキュリティ上のリスクを招く恐れがあります。インターネットにアクセスするシステムに TFTP クライアントをインストールすることはお勧めしません。

TFTP クライアントは任意選択のソフトウェアであり、Windows Vista® 以降のバージョンの Windows オペレーティング システムでは非推奨となっています。TFTP サーバーも、同様のセキュリティ上の問題により、今後 Microsoft では提供されません。


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