Windows Server 2008 での .NET Framework 3.5.1 の機能

Microsoft .NET Framework 3.5.1 では、.NET Framework 2.0 および 3.0 API の機能にアプリケーション作成の新しいテクノロジが加わり、魅力的なユーザー インターフェイス、顧客の個人情報の保護、およびシームレスで安全な通信が提供されます。また、さまざまなビジネス プロセスをモデル化することができます。

.NET Framework 3.5.1 の要素は、アプリケーション サーバーなどのサーバーの役割で必要になります。

.NET Framework 3.5.1 の機能の要素

次の表では、.NET Framework 3.5.1 の機能に含まれる要素について説明します。

機能 説明

Windows Communication Foundation アクティブ化コンポーネント

Windows Communication Foundation (WCF) アクティブ化コンポーネントは、Windows プロセス アクティブ化サービスを使用してリモートからネットワーク経由でアプリケーションを呼び出します。このとき使用されるプロトコルは、HTTP、メッセージ キュー、TCP、名前付きパイプなどです。Windows Communication Foundation アクティブ化コンポーネントを使用すると、受信した作業項目に応じて動的にアプリケーションを起動したり停止できるようになり、アプリケーションのホスティングがさらに強固で管理しやすく効率的なものになります。

  • HTTP アクティブ化

HTTP アクティブ化では、HTTP を使用したプロセスのアクティブ化がサポートされます。HTTP アクティブ化を使用するアプリケーションは、ネットワークから HTTP によって送信される作業項目に応じて、動的に起動したり停止することができます。

  • 非 HTTP アクティブ化

非 HTTP アクティブ化では、メッセージ キュー、TCP、または名前付きパイプを使用したプロセスのアクティブ化がサポートされます。非 HTTP アクティブ化を使用するアプリケーションは、ネットワークからメッセージ キュー、TCP、または名前付きパイプによって送信される作業項目に応じて、動的に起動したり停止することができます。

.NET Framework 3.5.1 の機能に関するその他の参照情報

.NET Framework 3.5.1 の機能を企業に実装する方法の詳細については、MSDN の .NET Framework Developer Center のページ (英語の可能性あり) (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=94265) を参照してください。

関連項目


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