Windows Server® 2008 で導入されたグループ ポリシーの基本設定には、グループ ポリシー オブジェクト (GPO) で構成できる基本設定の範囲を拡張する 20 を超えるグループ ポリシーの拡張機能があります。グループ ポリシーを使用すると、スクリプト言語の知識がなくても、ドライブのマッピング、レジストリ設定、ローカル ユーザーとグループ、サービス、ファイル、およびフォルダーを管理できます。

基本設定では、使い慣れた グループ ポリシー管理コンソール (GPMC) を使用して、これらのすべての追加設定を管理できます。ほとんどの基本設定項目では、これらの設定を行うためのエンドユーザー インターフェイスに類似したユーザー インターフェイスが使用されます。このため、より直感的に構成作業を行うことができます。

各 GPO 内には、複数の基本設定項目を作成し、それぞれに基本設定の拡張機能を設定することができます。ターゲット オプションを使用すると、Windows による基本設定の適用方法をさらに細かく制御できます。項目レベルでターゲットを設定することにより、各 GPO がより多くのユーザーやコンピューターに適合するように構成できます。

GPMC を使用すると、任意のドメイン ベースの GPO を編集するときに基本設定を構成できます。[コンピューターの構成] および [ユーザーの構成] の下に、[基本設定] ノードが表示されます。


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