コンピューター スタートアップ スクリプトを割り当てるには

  1. グループ ポリシー管理コンソール (GPMC) を開きます。編集する グループ ポリシー オブジェクト (GPO) を右クリックし、[編集] をクリックします。

  2. コンソール ツリーで、[スクリプト (スタートアップ/シャットダウン)] をクリックします。パスは、コンピューターの構成\ポリシー\Windows の設定\スクリプト (スタートアップ/シャットダウン) です。

  3. 結果ウィンドウで、[スタートアップ] をダブルクリックします。

  4. [スタートアップのプロパティ] ダイアログ ボックスの [追加] をクリックします。

  5. [スクリプトの追加] ダイアログ ボックスで、次の操作を行います。

    • [スクリプト名] で、スクリプトのパスを入力するか、[参照] をクリックして、ドメイン コントローラーの Netlogon 共有フォルダーにあるスクリプト ファイルを検索します。

    • [スクリプトのパラメーター] で、コマンド ラインに入力するときと同じ方法で必要なパラメーターを入力します。たとえば、スクリプトに //logo (バナーの表示) および //I (インタラクティブ モード) というパラメーターを含める場合は、「//logo //I」と入力します。

  6. [スタートアップのプロパティ] ダイアログ ボックスで、次のオプションから必要なものを指定します。

    • [スタートアップ スクリプト (<グループ ポリシー オブジェクト>)]:選択した GPO に現在割り当てられているすべてのスクリプトの一覧が表示されます。複数のスクリプトを割り当てると、指定した順番でスクリプトが処理されます。一覧でスクリプトを上へ移動するには、そのスクリプトをクリックし、[上へ] をクリックします。一覧でスクリプトを下へ移動するには、そのスクリプトをクリックし、[下へ] をクリックします。

    • [追加]: [スクリプトの追加] ダイアログ ボックスが開きます。このダイアログ ボックスで、使用する追加スクリプトを指定できます。

    • [編集]: [スクリプトの編集] ダイアログ ボックスが開きます。このダイアログ ボックスで、名前やパラメーターなどのスクリプト情報を変更できます。

    • [削除]: [スタートアップ スクリプト] ボックスの一覧から、選択したスクリプトが削除されます。

    • [ファイルの表示]: 選択した GPO に保存されているスクリプト ファイルが表示されます。

その他の考慮事項

  • この手順を完了するには、GPO を編集するための [設定の編集] アクセス許可が必要です。既定の設定では、Domain Administrators セキュリティ グループ、Enterprise Administrators セキュリティ グループ、または Group Policy Creator Owners セキュリティ グループのメンバーには、GPO を編集するための [設定の編集] アクセス許可が与えられています。

  • スタートアップ スクリプトは Local System アカウントとして実行されるので、Local System アカウントとして実行できることに対応する完全な権利を保持します。

  • Windows® 7 と Windows Vista® では、スタートアップ スクリプトは既定で非同期に実行されます。これは、以前のオペレーティング システムとは異なる動作です。

  • スタートアップ スクリプトを同期的に実行するように設定すると、ブート プロセスの速度が遅くなる可能性があります。

  • Windows 7 と Windows Vista では、非同期に実行されるスタートアップ スクリプトは表示されません。[実行中のスタートアップ スクリプトを表示する] の設定を有効にしても、スタートアップ スクリプトを非同期に実行するときは適用されません。


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