グループ ポリシーの Internet Explorer® のメンテナンス (IEM) を使用すると、次の操作を行って、組織内のユーザーおよびコンピューター用に Internet Explorer をカスタマイズできます。これらの操作の中には、IEM を非優先モードまたは優先モードで使用している場合にのみ可能なものもあります。IEM は、既定では非優先モードになっています。IEM を優先モードで使用しているときは、構成可能な項目の横に「(優先モード)」というテキストが表示されます。これに加えて、左側のウィンドウに [詳細設定] という新しいカテゴリが表示されます。IEM が非優先モードになっているときは、表示されているすべての項目を構成できます。

IEM を非優先モードから優先モードに変更する操作手順については、「IEM を優先モードで使用する」を参照してください。

IEM およびグループ ポリシー オブジェクト (GPO) で作業するには、Administrators グループのメンバーである必要があります。GPO での作業の詳細については、製品に組み込まれているグループ ポリシー ヘルプ (Gpedit.chm) またはグループ ポリシーに関するドキュメント (英語の可能性あり) (https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=67684) を参照してください。

[ブラウザーのユーザー インターフェイス]。このカテゴリのオプションを使用すると、ブラウザーの外観をカスタマイズできます。

[接続]。このカテゴリのオプションを使用すると、ダイヤルアップ接続、ローカル エリア ネットワーク (LAN) 接続などのユーザーの接続の設定を事前に設定したり、制御したりできます。

[URL]。このカテゴリのオプションを使用すると、ユーザーのブラウザーでの既定の URL を変更できます。変更できるのは、検索バーのリンク、ホーム ページ、お気に入りの一覧などです。

[セキュリティ]。このカテゴリのオプションを使用すると、ユーザーのセキュリティ設定を構成して、ユーザーの誤った操作によりネットワークのセキュリティが侵害されることを防ぎます。

[プログラム]。このカテゴリのオプションを使用すると、一般的なインターネット操作 (電子メールの受信、ニュースグループの表示など) の実行に使用する既定のインターネット プログラムを指定できます。

[詳細設定]。このカテゴリのオプションを使用すると、その他の設定の値を指定できます。指定できる設定には、一時インターネットファイルに使用できるディスク領域、ActiveX® コントロールまたは Java コードのダウンロード先にする場所、ブラウザーの表示設定、企業用の接続設定などがあります。

  • 企業用の設定を構成する

  • インターネットの設定を構成する

    • [詳細設定] カテゴリが IEM の左側のウィンドウに表示されるのは、このツールを優先モードで使用している場合だけです。
    • Windows Vista や Windows Server 2008 オペレーティング システムでは、[詳細設定] 内で構成できる項目はすべて [管理用テンプレート] の下のポリシーとしても構成できます。

その他の参照情報