次の機能を有効にすると、すべてのインターネット サービスに影響します。変更が有効になる前に、インターネット インフォメーション サービス (IIS) により、インターネット サービスを再起動するよう求められます。

[メタベースの直接編集を有効にする]

この機能は、実行中の編集機能とも呼ばれます。IIS の実行中にメタベースのプロパティ値を変更するときには、このオプションを選択します。変更内容は、直ちに有効になります。メタベースは、メモ帳などの一般的なテキスト編集ツールを使用して変更できます。この機能を有効にして使用するには、IIS を実行するコンピューターの管理者であることが必要です。

実行中の編集機能を使用するには、メタベース履歴機能が有効になっている必要があります。メタベース履歴機能は既定で有効になっています。

[UTF-8 ログ]

IIS 6.0 では、Web サイトのログ ファイルを書き込むときに、ASCII (またはローカル コード ページ) だけではなく、UTF-8 も使用できます。IIS 6.0 では、FTP サイトにおける UTF-8 でのログはサポートしていません。この機能を有効にすると、IIS サーバー上のすべての Web サイトで、UTF-8 でのログが開始されます。UTF-8 が選択されていないと、IIS では、ローカル文字セットでログが記録されます。

MIME の種類 (グローバル レベル)

Multipurpose Internet Mail Extensions (MIME) は、IIS からクライアントに返されるさまざまなファイルの種類を設定するためのマッピングです。IIS からは、MIME の種類の一覧に登録された拡張子を持つファイルのみが返されます。

MIME の種類は、IIS でグローバルに定義できます。また、Web サイト、Web サイト ディレクトリ、Web サイト仮想ディレクトリの各レベルで、MIME の種類を追加定義できます。

MIME マッピングまたはスクリプト マッピングにないファイル拡張子の付いたファイルが要求で参照されている場合は、IIS 6.0 からエラー (404.3) が返されます。404.3 エラーを解決するには、要求されたファイル拡張子を MIME マッピングに追加する必要があります。開かれているダイアログ ボックスで [MIME の種類] をクリックして、MIME マッピングを構成してください。

[MIME の種類]

MIME マッピングを構成するときにクリックします。このマッピングにより、World Wide Web 発行サービス (WWW サービス) からブラウザーに返されるさまざまなファイルの種類が設定されます。

関連項目

MIME の種類およびメタベース履歴機能の詳細については、Microsoft Windows Server TechCenter の IIS 6.0 のオンライン ドキュメント (英語の可能性あり) を参照してください。


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