[失敗した要求トレースの規則] 機能ページは、失敗した要求に関するトレース規則の一覧を管理するときに使用します。

機能ページで各列の見出しのいずれかをクリックすると一覧を並べ替えることができます。また、[グループ化] ボックスから値を選択すると、類似した項目がグループ化されます。

UI 要素の一覧

次の表で、機能ページと [操作] ウィンドウで使用できる UI 要素について説明します。

機能ページの要素

要素名説明

[パス]

失敗した要求に関するトレース規則でトレースした URL が表示されます。この URL には、最大 1 つのワイルドカードを含めることができます。この値は、失敗した要求の定義が設定されているディレクトリに対してローカルである必要があります。たとえば、ワイルドカード パターン *.aspx と ind* は、どちらも URL www.contoso.com/index.aspx に一致します。

[関連プロバイダー]

失敗した要求に関するトレース規則に関連付けられているトレース プロバイダーが表示されます。プロバイダーはトレース対象の機能領域を定義します。たとえば ASP.NET トレース プロバイダーでは、*.aspx 要求を含めて、マネージ コードへの移行とマネージ コードからの移行がトレースされます。

[状態コード]

失敗した要求に関するトレース規則でトレースした HTTP 状態コードと副状態コードの組み合わせが表示されます。この一覧には、複数の状態コードが表示される場合があります。この場合、各状態コードはコンマで区切られます。

[所要時間]

要求が使用できる最長時間が秒単位で表示されます。

[エントリの種類]

ローカルの項目か継承された項目かが表示されます。ローカルの項目は現在の構成ファイルから読み取られ、継承された項目は上位の構成ファイルから読み取られます。

[操作] ウィンドウの要素

要素名説明

[追加]

失敗した要求に関するトレース規則を追加できる [失敗した要求トレースの規則] ウィザードを開きます。

[編集]

選択された、失敗した要求に関するトレース規則を編集するための [失敗した要求トレース規則の編集] ウィザードを開きます。

[削除]

機能ページの一覧から選択された項目を削除します。

[サイトのトレースの編集]

Web サイトに関する失敗した要求トレース設定を有効にしたり、構成したりするための [Web サイトの失敗した要求トレース設定の編集] ダイアログ ボックスを開きます。この操作は、サーバーに接続し、特定のサイトを選択している場合にのみ実行できます。

[トレース ログの表示]

ログ ファイル ディレクトリを開きます。この操作は、サーバーに接続している場合にのみ行うことができます。

[継承元に戻す]

上位の構成から設定を継承する機能をリセットします。この操作では、この機能の一覧の項目を含むローカル構成設定が削除されます。この操作はサーバー レベルでは実行できません。

[順序指定された一覧の表示]

一覧が構成順に表示されます。順序指定された形式を選択すると、一覧で実行できる操作は項目の上下方向への移動だけになります。[操作] ウィンドウ内の他の操作は、順序指定されていない一覧形式を選択するまで表示されません。

[上に移動]

選択された項目を一覧内の上方向に移動します。この操作は、順序指定された一覧形式で項目を表示しているときにのみ実行できます。

一覧内の項目の順序が下位レベルで並べ替えられると、それ以降は下位の設定が上位レベルの設定 (上位レベルの一覧に追加された項目または一覧から削除された項目を含む) を継承しなくなります。上位レベルからの設定を継承する場合は、[操作] ウィンドウで [継承元に戻す] 操作を使用して、下位レベルでのすべての変更を元に戻す必要があります。

[下に移動]

選択された項目を一覧内の下方向に移動します。この操作は、順序指定された一覧形式で項目を表示しているときにのみ実行できます。

一覧内の項目の順序が下位レベルで並べ替えられると、それ以降は下位の設定が上位レベルの設定 (上位レベルの一覧に追加された項目または一覧から削除された項目を含む) を継承しなくなります。上位レベルからの設定を継承する場合は、[操作] ウィンドウで [継承元に戻す] 操作を使用して、下位レベルでのすべての変更を元に戻す必要があります。

[順序指定されていない一覧の表示]

一覧が順序指定されていない形式で表示されます。順序指定されていない形式を選択すると、一覧内で並べ替えたり、項目をグループ化したり、[操作] ウィンドウ内の操作を実行したりできます。

関連項目


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