[マネージ ハンドラーの追加] ダイアログ ボックスは、Web サーバーに新しいマネージ コード ハンドラーを追加するときに使用し、[マネージ ハンドラーの編集] ダイアログ ボックスは、既存のマネージ コード ハンドラーを編集するときに使用します。マネージ ハンドラーは、マネージ コードで記述され、Web サーバー上の特定の要求に応答します。たとえば、PageHandlerFactory-Integrated ハンドラー マッピングでは、System.Web.UI.PageHandlerFactory ハンドラーが .aspx ファイルに対する要求を処理するように指定されています。

既定では、マネージ ハンドラーを追加した場合、ハンドラーの実行は統合モードを使用するように構成されたアプリケーション プールでのみ行われます。ISAPI モードを使用するように構成されたアプリケーション プールでマネージ ハンドラーを実行する場合は、Appcmd.exe などのツールを使用して、System.web の <httphandlers> セクションにそのハンドラーを追加する必要があります。

UI 要素の一覧

要素名説明

[要求パス]

ハンドラーの処理対象とするファイル名拡張子、またはファイル拡張子付きファイル名を入力します。たとえば、ファイル拡張子が .abc のファイルに対するすべての要求をハンドラーで処理する場合は、「*.abc」と入力します。または、特定のファイルに対するすべての要求をハンドラーで処理する場合は、ファイル拡張子付きファイル名を 「Myfile.abc」のように入力します。

[種類]

マネージ ハンドラーの種類名を「System.Web.Handlers」のように入力します。

マネージ ハンドラーを追加するときは、クラスが属しているアセンブリが Web.config ファイルの system.web/compilation セクションに登録されていることを確認してください。登録されていない場合、マネージ ハンドラーのアセンブリ修飾クラス名を入力する必要があります。クラスが App_Code または bin ディレクトリで定義されている場合、クラス名だけを指定できます。

[名前]

ハンドラー マッピングの内容を示すフレンドリ名を入力します。

[要求の制限]

マッピングの追加制限を任意で指定できる [要求の制限] ダイアログ ボックスを開きます。

関連項目


目次