既定値ダイアログ ボックスは、アプリケーション プールのリサイクル設定、サイトの制限、アプリケーションを実行するためのアプリケーション プールなど、既定値のあるプロパティについて、既定値を編集するときに使用します。既定値ダイアログ ボックスには、サイト バインドや、サイト、アプリケーション、および仮想ディレクトリのコンテンツへの物理パスなど、固有の値になることの多いプロパティは含まれていません。
IIS の次のオブジェクトには、それぞれ既定値ダイアログ ボックスがあり、ここからその種類の全オブジェクトに対する既定値を編集できます。
-
アプリケーション プール
-
サイト
-
アプリケーション
-
仮想ディレクトリ
プロパティの既定値を変更すると、その種類のオブジェクトはすべて、次の場合に新しい値を受け取ります。
-
その種類のオブジェクトを新たに作成したとき。
-
既存のオブジェクトで、そのプロパティの既定値と異なる特定の値が設定済みでない場合。
注 特定のサイトまたはアプリケーションに関して値を変更する必要がある場合は、[詳細設定] ダイアログ ボックスを使用します。
特定のプロパティに関する情報については、既定値ダイアログ ボックスでプロパティを選択し、プロパティ グリッドの下にあるプロパティ説明ウィンドウに表示される情報を確認します。プロパティ説明ウィンドウを大きくするには、プロパティ グリッドとプロパティ説明ウィンドウとの間にあるバーをクリックし、上方向にドラッグします。より多くのプロパティを同時に表示するには、 既定値ダイアログ ボックス全体のサイズを変更します。