[IIS マネージャーのアクセス許可] 機能ページは、サイトまたはアプリケーションへの接続を許可される IIS マネージャー ユーザー、Windows ユーザー、および Windows グループのメンバーを管理するときに使用します。ユーザーは、管理者が [IIS マネージャーのアクセス許可] ページでアクセス許可を付与したサイトおよびアプリケーションにおける委任された機能を構成できます。

この操作は、サーバーに接続している場合にのみ行うことができます。IIS マネージャーのサーバー レベルでこの機能を開くと、その Web サーバー上のすべてのサイトとアプリケーションに対してアクセス許可を付与されているユーザーが表示され、ここから、サイトまたはアプリケーションへのアクセス許可を削除するユーザーを選択できます。サイトまたはアプリケーションに対するアクセス許可をユーザーに付与するには、サイトまたはアプリケーションを選択してから、[IIS マネージャーのアクセス許可] 機能を開き、そのサイトまたはアプリケーションへの接続を許可するユーザーを構成します。

機能ページで各列の見出しのいずれかをクリックすると一覧を並べ替えることができます。また、[グループ化] ボックスから値を選択すると、類似した項目がグループ化されます。

UI 要素の一覧

次の表で、機能ページと [操作] ウィンドウで使用できる UI 要素について説明します。

機能ページの要素

要素名 説明

[名前]

IIS マネージャーでサイトまたはアプリケーションへの接続に使用されるユーザー名を表示します。

[パス]

管理者が管理できるオブジェクトのパスを表示します。たとえば、パスは、"Default Web Site" などのサイト名、または "Default Web Site/calendar" などの既定の Web サイト上のアプリケーションのパスなどになります。

[レベル]

管理者のレベルを表示します。可能な値は、[サイト] または [アプリケーション] です。

[種類]

管理者が使用する資格情報の種類を表示します。次の値になります。

  • [Windows グループ]: ユーザーがサーバー上の Windows グループのメンバーである場合。

  • [Windows ユーザー]: ユーザーがサーバー上の Windows ユーザーである場合。

  • [IIS マネージャー ユーザー]: ユーザーが、サーバー上の Windows ユーザーでも Windows グループのメンバーでもない場合。IIS マネージャー資格情報は IIS 固有のものであり、Windows またはサーバー上のその他のアプリケーションからは認識されません。

[操作] ウィンドウの要素

要素名 説明

[ユーザーの許可]

サイトまたはアプリケーションへのアクセス許可を付与するユーザーを選択できる [ユーザーの許可] ダイアログ ボックスを開きます。

[ユーザーの拒否]

[IIS マネージャーのアクセス許可] ボックスから選択されたユーザーを削除します。

[すべてのユーザーを表示]

現在のレベル以下のユーザーを表示します。

[サイトのユーザーのみを表示] または [アプリケーションのユーザーのみを表示]

現在のレベルのみのユーザーを表示します。

関連項目


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