ASP.NET 偽装認証は、既定とは異なるセキュリティ コンテキストで ASP.NET アプリケーションを実行するときに使用します。
ASP.NET アプリケーションに対して偽装を有効にすると、2 種類の異なるコンテキスト (IIS で認証されたユーザーとして、またはセットアップした任意のアカウントとして) のいずれかでアプリケーションを実行できます。たとえば、匿名認証を使用していた場合に、ASP.NET アプリケーションを認証済みユーザーとして実行するように選択すると、匿名ユーザー用にセットアップされたアカウント (通常は、IUSR) でアプリケーションが実行されます。同様に、アプリケーションを任意のアカウントで実行するように選択している場合は、そのアカウント用にセットアップされたセキュリティ コンテキストでアプリケーションが実行されます。
UI 要素の一覧
次の表で、機能ページと [操作] ウィンドウで使用できる UI 要素について説明します。
機能ページの要素
要素名 | 説明 |
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[ASP.NET 偽装] | ASP.NET 偽装認証を管理するときに選択します。 |
[操作] ウィンドウの要素
要素名 | 説明 |
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[有効にする] | ASP.NET 偽装認証をオンにします。 |
[無効にする] | ASP.NET 偽装認証をオフにします。 |
[編集] | ASP.NET アプリケーションを実行する ID を指定できる [ASP.NET 偽装設定の編集] ダイアログ ボックスを開きます。この操作は、機能ページの一覧から [ASP.NET 偽装] を選択した場合にのみ実行できます。 |