NFS 共有アクセス権の一覧にクライアントとグループを追加する

Windows インターフェイスを使用して、NFS 共有アクセス権の一覧にクライアントとグループを追加するには
  1. エクスプローラーを開きます。それには [スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] または [すべてのプログラム]、[アクセサリ] の順にポイントして、[エクスプローラー] をクリックします。

  2. 詳細ウィンドウで、管理する共有ディレクトリを右クリックします。

  3. [共有とセキュリティ] をクリックします。

  4. [NFS 共有] をクリックします。

  5. ディレクトリが共有されていない場合は、[このフォルダーを共有する] をクリックし、[共有名] ボックスに共有名を入力します。

  6. [アクセス許可] をクリックし、[追加] をクリックして、次のいずれかを実行します。

    • [名前] ボックスで、追加するクライアントとグループをクリックし、[追加] をクリックします。

    • [追加する名前] ボックスに、追加するクライアントまたはグループの名前を入力します。複数の名前を入力する場合は、セミコロン (;) で区切ります。

  7. グループのメンバーの一覧を表示するには、[名前] ボックスでグループをクリックし、[メンバー] をクリックします。

  8. [アクセス権の種類] ボックスで、選択したクライアントとグループに許可するアクセスの種類をクリックします。

  9. ルートとして識別されるユーザーに匿名ユーザー以外のアクセス権を付与する場合は、[ルート アクセスを許可する] を選択します。既定では、ルート ユーザーのユーザー識別子 (UID) は、匿名 UID に強制されます。

  10. [エンコード] ボックスで、選択したクライアントとグループに提供するディレクトリ名とファイル名のエンコードの種類をクリックします。既定の ANSI (米国規格協会) エンコードに加えて、次のエンコードが使用可能です。

    • BIG5 (中国語)

    • EUC-JP (日本語)

    • EUC-KR (韓国語)

    • EUC-TW (中国語)

    • GB2312-80 (簡体字中国語)

    • KSC5601 (韓国語)

    • SHIFT-JIS (日本語)

    英語以外のロケールで構成されたシステム上でこのオプションを ANSI に設定すると、該当するロケールの既定のエンコード スキームに設定されます。これらのロケールに当てはまる既定のエンコード スキームは、次のとおりです。

    • 日本語: SHIFT-JIS

    • 韓国語: KS_C_5601-1987

    • 簡体字中国語: GB

    • 繁体字中国語: BIG5

  11. ダイアログ ボックスを閉じるには、[OK] をクリックします。

その他の参照情報

コマンド プロンプトを使用して、NFS 共有アクセス権の一覧にクライアントとグループを追加するには
  1. 管理者特権でコマンド プロンプトを開きます。

    1. [スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をクリックします。

    2. [アクセサリ] をクリックします。

    3. [コマンド プロンプト] を右クリックして [管理者として実行] をクリックします。

  2. コマンド プロンプトで、次のように入力します。

    nfsshare -o オプション [=ホスト[:ホスト]...] 共有名

    引数 説明

    共有名

    共有ディレクトリの名前。

    -o オプション

    設定するオプションを 1 つ以上指定します。少なくとも、次のいずれか 1 つを設定する必要があります。

    • big5 (中国語)

    • euc-jp (日本語)

    • euc-kr (韓国語)

    • euc-tw (中国語)

    • gb2312-80 (簡体字中国語)

    • ksc5601 (韓国語)

    • shift-jis (日本語)

    このオプションが設定されていない場合は、既定のエンコード方式が使用されます。

    noroot[=ホスト[:ホスト]...]

    host で指定したクライアントまたはクライアント グループによる、共有ディレクトリへのルート アクセスを拒否します。クライアント名およびグループ名の間の区切り記号にはコロン (:) を使用します。host を指定しない場合は、明示的にルート アクセス権を付与されていないすべてのクライアントおよびグループがルート アクセスを拒否されます。

    ro[=ホスト[:ホスト]...]

    host で指定したクライアントまたはクライアント グループによる、共有ディレクトリへの読み取り専用アクセスを提供します。クライアント名およびグループ名の間の区切り記号にはコロン (:) を使用します。host を指定しない場合は、明示的にアクセス権を付与または拒否されていないすべてのクライアントおよびグループに読み取り専用アクセス権が付与されます。

    root[=ホスト[:ホスト]...]

    host で指定したクライアントまたはクライアント グループによる、共有ディレクトリへのルート アクセスを提供します。クライアント名およびグループ名の間の区切り記号にはコロン (:) を使用します。host を指定しない場合は、明示的にルート アクセス権を拒否されていないすべてのクライアントおよびグループにルート アクセスが付与されます。

    rw[=ホスト[:ホスト]...]

    host で指定したクライアントまたはクライアント グループによる、共有ディレクトリへの読み取り/書き込みアクセスを提供します。クライアント名およびグループ名の間の区切り記号にはコロン (:) を使用します。host を指定しない場合は、明示的にアクセス権を付与または拒否されていないすべてのクライアントおよびグループに読み取り/書き込みアクセス権が付与されます。

    • このコマンドの完全な構文を表示するには、コマンド プロンプトに次のように入力します。
    • nfsshare /?
    • 既定では、ディレクトリが共有されていると、すべてのクライアント コンピューターに読み取り専用アクセス権が付与され、匿名アクセスは許可されません。

その他の参照情報


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