シャットダウン イベントの追跡ツールが有効になっている場合、ユーザーは理由を指定しないとコンピューターをシャットダウンまたは再起動できません。停電やハードウェアの障害などが原因で、コンピューターが予期せずにシャットダウンまたは再起動された場合は、再起動後に最初にログインしたローカルの Users グループのメンバーに、シャットダウン イベントの追跡ツールに理由を入力するよう求めるメッセージが表示されます。
ローカル コンピューターのグループ ポリシーの設定を編集することによって、シャットダウン イベントの追跡ツールをローカル コンピューターで有効にすることができます。
ローカルの Administrators グループ、またはそれと同等のメンバーシップが、この手順を実行するために最低限必要なメンバーシップです。
グループ ポリシーでシャットダウン イベントの追跡ツールを有効にするには |
[スタート] ボタンをクリックし、[検索の開始] ボックスに、「gpedit.msc」と入力します。
[グループ ポリシー オブジェクト エディター] ダイアログ ボックスが表示されます。
[ローカル コンピューター ポリシー] のナビゲーション ウィンドウで、[コンピューターの構成]、[管理用テンプレート] の順に展開し、[システム] をクリックします。
コンソール ウィンドウで、オブジェクトの一覧まで下にスクロールし、[シャットダウン イベントの追跡ツールを表示する] を右クリックして、[プロパティ] をクリックします。
[設定] タブで、[有効] をクリックします。
ドロップダウン ボックスで [常に表示] をクリックし、[OK] をクリックします。
注 [サーバーのみ] および [ワークステーションのみ] の設定は、ドメイン管理者による使用を目的としています。
その他の考慮事項
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この手順を実行するには、ローカルの Administrators グループまたは同等のグループのメンバーである必要があります。
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シャットダウン イベントの追跡ツールが有効になっているコンピューターを複数のユーザーが使用する場合は、理由の文書化に関するガイドライン (新しいプログラムをインストールするために再起動が必要な場合には、常にコメント フィールドにアプリケーション名を入力するなど) を作成することを検討してください。