応答していないアプリケーションは、続行できるようになるまで、その他のプロセスが完了するか、システム リソースが利用可能になるのを待機している可能性があります。Windows リソース モニターでは、プロセス待機チェーンを表示し、プログラムが正常に動作していないプロセスを終了することができます。

応答していないプロセスは、[概要] タブの [CPU] テーブルと [CPU] タブの [プロセス] テーブルで赤いエントリで表示されます。

注意

プロセスを終了するには、通常の方法でプログラムを終了できない場合のみリソース モニターを使用してください。開いているプログラムがプロセスに関連している場合、プログラムは直ちに終了し、保存していないデータは失われます。システム プロセスを終了すると、システムが不安定になり、データが消失する可能性があります。

リソース モニターを使用してプロセスを分析するには
  1. リソース モニターを起動するには、[スタート] ボタンをクリックし、[検索の開始] ボックス内をクリックして「resmon.exe」と入力し、Enter キーを押します。

  2. リソース モニターの任意のタブのキー テーブルの [イメージ] 列で、分析するプロセスの実行可能ファイル名を右クリックし、[待機チェーンの分析] をクリックします。

  3. プロセスが正常に実行しており、その他のプロセスを待機していない場合、待機チェーン情報は表示されません。

    プロセスが別のプロセスを待機している場合、その他のプロセスへの依存関係によって構成されたツリーが表示されます。

    多くのシステム プロセスは、通常動作において、その他のプロセスやサービスに依存しています。リソース モニターでは、すべてのプロセスの待機チェーン情報が表示されます。テーブル内のプロセス エントリが赤色ではなく、プロセスの状態が [実行中] で、プログラムが正常に動作している場合、ユーザーの操作は必要ありません。

  4. 待機チェーンのツリーが表示されている場合、ツリー内の 1 つ以上のプロセスを終了するには、プロセス名の横のチェック ボックスをオンにして、[プロセスの終了] をクリックします。

その他の参照情報