Active Directory® スキーマは Microsoft 管理コンソール (MMC) スナップインです。このスナップインを使用すると、Active Directory ドメイン サービス (AD DS) のスキーマを表示および管理できます。

Active Directory スキーマ スナップインを使用して、Active Directory ライトウェイト ディレクトリ サービス (AD LDS) のスキーマ オブジェクトを表示および管理することもできます。

スキーマ定義

スキーマには、Active Directory のフォレスト内に作成できるすべてのオブジェクト クラスの正式な定義が収められています。また、Active Directory オブジェクトに存在できる、または存在しなければならない、すべての属性の正式な定義も収められています。

スキーマ コンテナー

Active Directory スキーマ スナップインには、[クラス] コンテナーと [属性] コンテナーの 2 つのコンテナーが含まれています。これらのコンテナーにはクラス定義および属性定義が格納されます。これらの定義は、[クラス] コンテナーで表示できる classSchema オブジェクトの形式と、[属性] コンテナーで表示できる attributeSchema オブジェクトの形式で表されます。

スキーマの変更

AD DS スキーマに変更を加えることが推奨される事例はめったにありません。スキーマの変更に誤りがあると、データが失われたり壊れたりする可能性があります。このため、スキーマ オブジェクトの操作を試みる場合は、必ずその前に、変更によって生じる影響について理解し、テスト用のフォレストで変更を展開してその影響を確認してください。

スキーマに変更を加える前に、Active Directory スキーマのテクニカル リファレンスに関するページ (英語の可能性あり) (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=65961) を参照してください。スキーマを変更する方法の詳細については、Active Directory スキーマに関するページ (英語の可能性あり) (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=80809) を参照してください。