ここでは、記憶域エクスプローラーを使用しているときによく発生する問題のいくつかを紹介します。トラブルシューティングの詳細については、
どのような問題がありますか?
[iSCSI ファブリック] の下に、iSCSI ファブリックが表示されません。
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原因 : 次の原因が考えられます。
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iSCSI ノードの探索は、記憶域ネットワーク (SAN) 内の インターネット記憶域ネーム サービス (iSNS) サーバーに照会することで実現されます。SAN 内に iSNS サーバーがない場合や、iSCSI イニシエーターとターゲットが iSNS サーバーを使用して探索するように構成されていない場合は、iSCSI ファブリックを参照することはできません。
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ファイアウォールの制限によって、サーバーと SAN 内にある他のサーバーとの通信がブロックされています。
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SAN 内のコンピューターがドメインに属していません。記憶域エクスプローラーは、完全修飾ドメイン名 (FQDN) を持つコンピューターだけを探索できます。
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iSCSI ノードの探索は、記憶域ネットワーク (SAN) 内の インターネット記憶域ネーム サービス (iSNS) サーバーに照会することで実現されます。SAN 内に iSNS サーバーがない場合や、iSCSI イニシエーターとターゲットが iSNS サーバーを使用して探索するように構成されていない場合は、iSCSI ファブリックを参照することはできません。
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解決方法 : 以下の解決方法があります。
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SAN 内に iSNS サーバーがない場合は、まず 1 台設置する必要があります。Windows Server 2008 以降が実行されているコンピューターで、サーバー マネージャーを使用してインターネット記憶域ネーム サーバーをインストールできます ([機能] ノードで [機能の追加] をクリックします)。Windows 2000 または Windows Server 2003 が実行されているコンピューターでは、Microsoft iSNS Server 3.0 を Microsoft ダウンロード センター (英語の可能性あり) (
https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=94670 ) からダウンロードしてインストールすることができます。
1 台以上の iSNS サーバーを設置したら、iSNS サーバーを使用して探索するように各 iSCSI イニシエーターとターゲットを構成します。この構成は、コントロール パネルの [iSCSI イニシエーター] などの、イニシエーターとターゲットの構成ツールで行います。
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ファブリック内にある、Windows Server 2008 以降が実行されているすべてのサーバー上で、Windows Management Instrumentation (WMI) 例外を有効にします。この例外は、コントロール パネルの [Windows ファイアウォール] で有効にすることができます。詳細については、
https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=94683 (英語の可能性あり) を参照してください。
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SAN 内のすべてのコンピューターが同じドメインに属しており、有効な FQDN を持っていることを確認します。
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SAN 内に iSNS サーバーがない場合は、まず 1 台設置する必要があります。Windows Server 2008 以降が実行されているコンピューターで、サーバー マネージャーを使用してインターネット記憶域ネーム サーバーをインストールできます ([機能] ノードで [機能の追加] をクリックします)。Windows 2000 または Windows Server 2003 が実行されているコンピューターでは、Microsoft iSNS Server 3.0 を Microsoft ダウンロード センター (英語の可能性あり) (
[ファイバー チャネル ファブリック] の下にファイバー チャネル ファブリックが表示されません。
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原因 : 次の原因が考えられます。
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ファイバー チャネル ノードの検出は、SAN 内のファイバー チャネル スイッチに照会することで一部実現されます。スイッチがサポートするファイバー チャネル コマンドは、スイッチのハードウェア製造元、スイッチのモデル、スイッチ上で動作しているファームウェアのバージョンに依存します。スイッチが、記憶域エクスプローラーによって発行されるコマンドをサポートしていない場合、そのスイッチや、場合によってはそのスイッチに接続しているサーバーの一部も表示されません。
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ファイアウォールの制限によって、サーバーと SAN 内にある他のサーバーとの通信がブロックされています。
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SAN 内のコンピューターがドメインに属していません。記憶域エクスプローラーは、完全修飾ドメイン名 (FQDN) を持つコンピューターだけを探索できます。
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ファイバー チャネル ノードの検出は、SAN 内のファイバー チャネル スイッチに照会することで一部実現されます。スイッチがサポートするファイバー チャネル コマンドは、スイッチのハードウェア製造元、スイッチのモデル、スイッチ上で動作しているファームウェアのバージョンに依存します。スイッチが、記憶域エクスプローラーによって発行されるコマンドをサポートしていない場合、そのスイッチや、場合によってはそのスイッチに接続しているサーバーの一部も表示されません。
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解決方法: 以下の解決方法があります。
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ファイバー チャネル スイッチの製造元に問い合わせ、記憶域エクスプローラーと互換性があることを確認してください。
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ファブリック内にある、Windows Server 2008 以降が実行されているすべてのサーバー上で、Windows Management Instrumentation (WMI) 例外を有効にします。この例外は、コントロール パネルの [Windows ファイアウォール] で有効にすることができます。詳細については、
https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=94683 (英語の可能性あり) を参照してください。
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SAN 内のすべてのコンピューターが同じドメインに属しており、有効な FQDN を持っていることを確認します。
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ファイバー チャネル スイッチの製造元に問い合わせ、記憶域エクスプローラーと互換性があることを確認してください。
記憶域エクスプローラーを使用してリモート コンピューターに接続できません。
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原因 : リモート コンピューター上で Windows Management Instrumentation (WMI) 例外が有効になっていないか、リモート コンピューター上の Administrators グループのメンバーになっているドメイン アカウントを使用してログインしていません。
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解決方法 : コントロール パネルの Windows ファイアウォールを使用して、リモート コンピューター上で Windows Management Instrumentation (WMI) 例外を有効にします。詳細については、
https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=94683 (英語の可能性あり) を参照してください。
また、ローカル コンピューターにログオンするために使用したアカウントが、リモート コンピューターの Administrators グループのメンバーになっていることを確認します。詳細については、「リモート コンピューターに接続する」を参照してください。