既定では、Windows Server 2008 R2 Standard で実行されている RD ゲートウェイ サーバーを除いて、リモート デスクトップ サービス クライアントから RD ゲートウェイ サーバーを経由して内部ネットワーク リソース (コンピューター) に接続する同時接続の数に制限は設定されていません。クライアントから RD ゲートウェイ サーバーを経由して内部ネットワーク リソースに接続する同時接続の数に制限を設定すると、RD ゲートウェイ サーバーのパフォーマンスを最適化することができます。

Windows Server 2008 R2 Standard で実行されている RD ゲートウェイ サーバーについては、最大で 250 の同時接続がサポートされています。

この操作を正常に行うには、少なくとも、構成する RD ゲートウェイ サーバーのローカル Administrators グループのメンバーまたはそれと同等の権限を持つグループのメンバーである必要があります。 適切なアカウントおよびグループ メンバーシップの使用の詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=83477 (英語の可能性あり) をご確認ください。

リモート デスクトップ ゲートウェイ サーバー経由での最大同時接続数を制限するには
  1. RD ゲートウェイ サーバーで、リモート デスクトップ ゲートウェイ マネージャーを開きます。リモート デスクトップ ゲートウェイ マネージャーを開くには、[スタート] ボタン、[管理ツール]、[リモート デスクトップ サービス]、[リモート デスクトップ ゲートウェイ マネージャー] の順にクリックします。

  2. リモート デスクトップ ゲートウェイ マネージャーのコンソール ツリーで、ローカルの RD ゲートウェイ サーバーを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  3. RD ゲートウェイ サーバーの [プロパティ] ダイアログ ボックスの [全般] タブにある [最大接続数] で、次のいずれかの操作を実行します。

    • リモート デスクトップ サービス クライアントから RD ゲートウェイ経由でネットワーク リソースに接続する最大同時接続数に制限を設定するには、[許可される最大同時接続数を次の数に制限する] をクリックし、許可する接続数を指定します。

    • クライアントと内部ネットワーク リソース間の RD ゲートウェイ経由での許容接続数を制限しない場合は、[サポートされている最大同時接続数を許可する] をクリックします。これは既定の設定です。

      Windows Server 2008 R2 Standard で実行されている RD ゲートウェイ サーバーについては、最大で 250 個の同時接続がサポートされています。

    • クライアントとネットワーク リソース間で RD ゲートウェイを経由した新しい接続が確立されないようにするには、[新しい接続を無効にする] をクリックします。このオプションを選択すると、新しい接続のみが拒否されます。現在の接続が RD ゲートウェイによって終了することはありません。

  4. [OK] をクリックします。


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