負荷分散された RD セッション ホスト サーバー ファームを使用すると、リモート デスクトップ サービスの複数のセッションを複数のサーバーに分散できるため、RD セッション ホスト サーバー ファームのパフォーマンスを高めることができます。負荷分散ファームを構成するには、RD 接続ブローカーの負荷分散機能、ネットワーク負荷分散 (NLB)、またはサード パーティ ソリューションのいずれかを使用します。RD 接続ブローカーでは、負荷分散された RD セッション ホスト サーバー ファーム内の既存のセッションにユーザーが再接続することもできます。

このチェックリストでは、RD 接続ブローカーの負荷分散機能を使用して、負荷分散された RD セッション ホスト サーバー ファームを作成および構成するために必要な手順を示します。

重要

Windows Server 2008 R2 で RD 接続ブローカーを使用するファームのメンバーになるには、RD セッション ホスト サーバーは Windows Server 2008 R2 か Windows Server 2008 のどちらかを実行している必要があります。

タスク 参照先

ファームのユーザー セッションを追跡するために使用するサーバーに RD 接続ブローカーの役割サービスをインストールします。

RD 接続ブローカーの役割サービスをインストールする

ファーム内の RD セッション ホスト サーバーを、RD 接続ブローカー サーバー上の Session Broker Computers ローカル グループに追加します。

ファーム内の各 RD セッション ホスト サーバーを、Session Broker Computers ローカル グループに追加する

ファーム内の RD セッション ホスト サーバーを、RD 接続ブローカーのファームに参加させ、RD 接続ブローカーの負荷分散に参加させるように構成します。

RD 接続ブローカーのファームに参加するように RD セッション ホスト サーバーを構成する

DNS ラウンド ロビン エントリを、ファーム内の RD セッション ホスト サーバーに合わせて構成します。

RD 接続ブローカーの負荷分散用に DNS を構成する

RD 接続ブローカーの詳細については、Windows Server 2008 R2 TechCenter のリモート デスクトップ サービスに関するページ (英語の可能性あり)(https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=140432) を参照してください。


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