[セッション] タブでは、リモート デスクトップ サービス セッションのタイムアウトと再接続の設定を構成できます。

項目 詳細

[切断されたセッションを終了する]

切断されたユーザー セッションを、RD セッション ホスト サーバー上でアクティブなまま維持する最長時間を指定します。[しない] を指定した場合、切断されたユーザー セッションは無期限に維持されます。

セッションが切断された状態にあり、ユーザーの接続がアクティブでなくなっても、実行中のプログラムはアクティブなまま維持されます。

[アクティブ セッションの制限]

ユーザーのリモート デスクトップ サービス セッションがアクティブになってから、セッションが自動的に切断されるか終了するまでの最長時間を指定します。

リモート デスクトップ サービス セッションが切断されるか終了する 2 分前に、ユーザーに警告が表示されます。この間に、ユーザーは開いているファイルを保存してプログラムを終了できます。

[アイドル セッションの制限]

アクティブなリモート デスクトップ サービス セッションがアイドル (ユーザー入力がない状態) になってから、セッションが自動的に切断されるか終了するまでの最長時間を指定します。

セッションが切断されるか終了する 2 分前にはユーザーに警告が表示されます。この間に、ユーザーはキーを押したりマウスを動かしてセッションをアクティブにすることができます。

[セッションの限界に達したり接続が中断した場合]

アクティブ セッションの制限またはアイドル セッションの制限に達したときに、ユーザーのリモート デスクトップ サービス セッションを切断するか終了するかを指定します。

ユーザーのセッションが切断され、ユーザーの接続がアクティブでなくなっても、ユーザーが実行しているプログラムはアクティブなまま維持されます。

ユーザーのセッションが終了すると、そのユーザーは RD セッション ホスト サーバーで新たなリモート デスクトップ サービス セッションを確立する必要があります。

[再接続の許可]

RD セッション ホスト サーバー上の切断されたセッションに、ユーザーが任意のコンピューターを使用して再接続することを許可するかどうかを指定します。

[前回接続したクライアント] チェック ボックスは、現在、Windows Server リモート デスクトップ サービスでは使用しません。

その他の考慮事項

  • ローカル ユーザー アカウントのプロパティを構成するには、Administrators グループ、またはそれと同等のメンバーシップが最低限必要です。

  • ほとんどのドメイン ユーザー アカウントのプロパティを構成するには、Account Operators グループ、またはそれと同等のメンバーシップが最低限必要です。場合によっては、Domain Admins グループ、またはそれと同等のメンバーシップが最低限必要になることもあります。

  • 適切なアカウントおよびグループ メンバーシップの使用の詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=83477 (英語の可能性あり) をご確認ください。

  • リモート デスクトップ セッション ホストの構成を使用して、RD セッション ホスト サーバーでのセッションのタイムアウト設定を接続ごとに構成できます。リモート デスクトップ セッション ホストの構成を使用して構成されたセッションのタイムアウト設定は、特定のユーザー アカウントに対して構成されたセッションのタイムアウト設定よりも優先されます。

  • リモート デスクトップ セッション ホストの構成を使用して接続ごとに RD セッション ホスト サーバーでのタイムアウトと再接続の設定を構成する詳細については、Windows Server 2008 R2 のリモート デスクトップ セッション ホストの構成のヘルプにある「リモート デスクトップ サービス接続の構成」のトピックを参照してください。

  • グループ ポリシー設定を使用してタイムアウトと再接続の設定を構成する方法については、「グループ ポリシー設定を使用する」を参照してください。

その他の参照情報