PXE に対応していないコンピューターの場合、検出イメージを作成して使用することによりオペレーティング システムをインストールできます。検出イメージを作成してメディア (CD、DVD、USB ドライブなど) に保存し、そのメディアを使用してコンピューターを起動します。コンピューターを検出イメージで起動すると、Windows 展開サービス サーバーが検出され、そのサーバーによってインストール イメージがコンピューターに展開されます。検出イメージは、特定の Windows 展開サービス サーバーを使用するように構成できます。したがって、環境内に複数のサーバーがある場合、各サーバー用の検出イメージを作成し、それぞれにサーバー名に基づく名前を付けることができます。検出イメージを作成した後は、そのイメージを格納したメディアを作成します。詳細については、イメージの作成に関するページ (英語の可能性あり) (
検出イメージを作成するには |
Windows 展開サービス MMC スナップインで、[ブート イメージ] ノードをクリックします。
右側のウィンドウで、検出イメージとして使用するイメージを右クリックします。
[検出イメージの作成] をクリックします。
ウィザードの最初のページで、[Location and file name] に「C:\boot.wim」と入力します。
[次へ] をクリックし、操作が完了したら [完了] をクリックします。
注 | |
この操作は、コマンド プロンプトで「 |
検出イメージを含むメディアを作成するには |
Windows 自動インストール キット (Windows AIK) をダウンロードしてインストールします (
https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=139642 (英語の可能性あり) )。[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[Microsoft Windows AIK]、[Deployment ツールのコマンド プロンプト] の順にクリックします。
Windows プレインストール環境 (Windows PE) のビルド環境を作成するには、次のコマンドを入力します。
CopyPE <architecture> C:\Winpe
作成済みの検出イメージを環境にコピーするには、次のように入力します。
Copy /y c:\boot.wim c:\Winpe\ISO\Sources
PETools フォルダーに戻るには、次のように入力します。
Cd C:\Program Files\Windows AIK\Tools\PETools
ブート可能な .iso イメージを作成するには、次のように入力します。
Oscdimg -n -bc:\winpe\ISO\boot\etfsboot.com c:\winpe\ISO c:\<imagename>.iso
CD または DVD を作成できるユーティリティを使用して、.iso イメージをメディアに転送します。
注 Windows のコピー コマンドを使用してイメージをメディアにコピーする方法では、ブート可能なディスクを作成できません。
作成したメディアでコンピューターを起動します。場合によっては、起動するためにクライアントの BIOS ブート順の設定を変更することが必要になります。クライアントがこのメディアでブートした後は、ネットワーク ブートの場合と同様に作業を進めることができます。