ファイルの Authenticode 署名に関する情報を取得します。

構文

Get-AuthenticodeSignature [-FilePath] <string[]> [<CommonParameters>]

説明

Get-AuthenticodeSignature コマンドレットは、ファイルの Authenticode 署名に関する情報を取得します。ファイルが署名されていない場合、情報は取得されますが、フィールドは空白になります。

パラメーター

-FilePath <string[]>

調べるファイルのパスを指定します。ワイルドカードが使用可能ですが、単一のファイルをポイントする必要があります。パラメーター名 ("FilePath") は省略可能です。

必須

true

位置

1

既定値

パイプライン入力を許可する

true (ByValue, ByPropertyName)

ワイルドカード文字を許可する

false

<CommonParameters>

このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: -Verbose、-Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-OutBuffer、および -OutVariable。Ô”¼š¤Ë¤Ä¤¤¤Æ¤Ï¡¢次を参照してください: about_Commonparameters.

入力と出力

入力値の型は、コマンドレットへのパイプが可能なオブジェクトの型です。戻り値の型は、コマンドレットによって返されるオブジェクトの型です。

入力

System.String

パイプを使用してファイル パスを含む文字列を Get-AuthenticodeSignature に渡すことができます。

出力

System.Management.Automation.Signature

Get-AuthenticodeSignature は、取得する各署名の署名オブジェクトを返します。

Windows PowerShell の Authenticode 署名の詳細については、「about_Signing」を参照してください。

例 1

C:\PS>get-AuthenticodeSignature -filepath C:\Test\NewScript.ps1

説明
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このコマンドは、NewScript.ps1 ファイルの Authenticode 署名に関する情報を取得します。FilePath パラメーターを使用してファイルを指定します。






例 2

C:\PS>get-authenticodesignature test.ps1, test1.ps1, sign-file.ps1, makexml.ps1

説明
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このコマンドは、コマンド ラインに一覧表示される 4 つのファイルの Authenticode 署名に関する情報を取得します。このコマンドでは、FilePath パラメーターの名前はオプションであるため、省略されています。






例 3

C:\PS>get-childitem $pshome\*.* | foreach-object {Get-AuthenticodeSignature $_} | where {$_.status -eq "Valid"}

説明
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このコマンドは、$pshome ディレクトリ内の有効な Authenticode 署名を持つすべてのファイルを一覧表示します。$pshome 自動変数には、Windows PowerShell のインストール ディレクトリのパスが含まれます。

コマンドは、Get-ChildItem コマンドレットを使用して、$pshome ディレクトリのファイルを取得します。また、*.* というパターンを使用してディレクトリを除外しています (ただし、ファイル名にドットが含まれないファイルも除外されます)。

コマンドは、パイプライン演算子 (|) を使用して、$pshome 内のファイルを Foreach-Object コマンドレットに送信します。このコマンドレットでは、各ファイルについて Get-AuthenticodeSignature が呼び出されます。

Get-AuthenticodeSignature コマンドの結果は、"Valid" というステータスを持つ署名オブジェクトのみを選択する Where-Object コマンドに送信されます。






関連項目




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