CLIXML ファイルをインポートし、対応するオブジェクトを Windows PowerShell 内に作成します。
構文
Import-Clixml [-Path] <string[]> [<CommonParameters>]
説明
Import-Clixml コマンドレットは、Microsoft .NET Framework オブジェクトを表すデータを含む CLIXML ファイルをインポートし、Windows PowerShell にオブジェクトを作成します。
パラメーター
-Path <string[]>
Windows PowerShell オブジェクトに変換する XML ファイルの場所を指定します。
必須 |
true |
位置 |
1 |
既定値 |
|
パイプライン入力を許可する |
true (ByValue, ByPropertyName) |
ワイルドカード文字を許可する |
false |
<CommonParameters>
このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: -Verbose、-Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-OutBuffer、および -OutVariable。Ô”¼š¤Ë¤Ä¤¤¤Æ¤Ï¡¢次を参照してください: about_Commonparameters.
入力と出力
入力値の型は、コマンドレットへのパイプが可能なオブジェクトの型です。戻り値の型は、コマンドレットによって返されるオブジェクトの型です。
入力 |
System.String パイプを使用してパスを含む文字列を Import-Clixml に渡すことができます。 |
出力 |
PSObject Import-Clixml は、保存されていた XML ファイルから逆シリアル化されたオブジェクトを返します。 |
注
パラメーターとして複数の値を指定する場合は、各値をコンマで区切ります。たとえば、"<パラメーター名> <値 1>, <値 2>" のように指定します。
例 1
C:\PS>get-process | export-clixml pi.xml C:\PS> $processes = import-clixml pi.xml 説明 ----------- このコマンドは、Get-Process から返されたプロセス情報をシリアル化して保存するために Export-Clixml コマンドレットを使用しています。次に、Import-Clixml を使用して、シリアル化されたファイルの内容を取得し、$processes 変数に保存されているオブジェクトを作成し直します。