リソース管理を開始する
Windows システム リソース マネージャーがインストールされると、[Windows システム リソース マネージャーの管理状況] は [実行中] に設定され、既定の管理ポリシーとして Equal_Per_Process が設定されます。動的フェアシェア セッション (DFSS) または カーネル リソース マネージャー (KRM) のビットがレジストリに設定されている場合は、既定の管理ポリシーとして Weighted_Remote_Sessions が設定されます。管理ポリシーとして Weighted_Remote_Sessions が設定されていると、CPU クォータの割り当ては Windows システム リソース マネージャーの状態にかかわらず実行されます。
この手順を実行するには、ローカルの Administrators グループのメンバーシップ、またはそれと同等のメンバーシップが最低限必要です。
リソース管理を開始するには |
Windows システム リソース マネージャーを開きます。Windows システム リソース マネージャーを開くには、[スタート] ボタン、[管理ツール]、[Windows システム リソース マネージャー] の順にクリックします。
[コンピューターに接続] ダイアログ ボックスで、[このコンピューター] を選択して [接続] をクリックします。
コンソール ウィンドウで、[Windows システム リソース マネージャーの管理状態 : 停止] をクリックします。[Windows システム リソース マネージャーのプロパティ] ダイアログ ボックスが開きます。
[管理] タブで、[管理状況] の一覧から [実行中] を選択します。
[管理の種類] の一覧から [管理] を選択します。
注 リソース競合が発生するタイミングについてのデータを収集する必要があるが、リソースをアクティブに管理する必要がない場合は、[管理の種類] の一覧から [プロファイル] を選択します。
[現在のリソース割り当てのポリシー] の一覧で、リソースの管理に使用するリソース割り当てのポリシーを選択し、[OK] をクリックします。
注 | |
カレンダーを使用したリソース割り当てのポリシーの定義については、「カレンダーを使用してリソース管理をスケジュールする」を参照してください。 |
リソース管理を停止する
Windows システム リソース マネージャーでは、選択した管理の種類とリソース割り当てのポリシーに従ってリソース管理が行われ、この状態は管理を停止するまで継続します (ただし、カレンダーを使用して管理をスケジュールしている場合は除きます)。
管理を停止すると、実行中のプロセスの管理は行われず、アカウンティング レコードも生成されませんが、管理タスクの実行と、通知の生成は可能です。管理の停止中に行った変更は、管理を再開するまで有効になりません。
重要 | |
Weighted_Remote_Sessions が管理ポリシーとして設定されている場合は、[Windows システム リソース マネージャーの管理状況] が [停止] に設定されていても、実行中のプロセスは引き続き管理されます。 |
リソース管理を停止するには |
Windows システム リソース マネージャーを開きます。Windows システム リソース マネージャーを開くには、[スタート] ボタン、[管理ツール]、[Windows システム リソース マネージャー] の順にクリックします。
[コンピューターに接続] ダイアログ ボックスで、[このコンピューター] を選択して [接続] をクリックします。
コンソール ウィンドウで、[Windows システム リソース マネージャーの管理状態 : 実行中] をクリックします。[Windows システム リソース マネージャーのプロパティ] ダイアログ ボックスが開きます。
[管理] タブで、[管理状況] の一覧から [停止] を選択し、[OK] をクリックします。
その他の考慮事項
- リソースを管理するには、Windows システム リソース マネージャー機能がインストールされており、Windows システム リソース マネージャー サービスが実行中であることが必要です。詳細については、「Windows システム リソース マネージャーをインストールする」を参照してください。