ADSI エディターは Microsoft 管理コンソール (MMC) スナップインであり、Active Directory ライトウェイト ディレクトリ サービス (AD LDS) の一般的な管理に使用します。ADSI エディターは、AD LDS サーバー役割の一部としてインストールされます。ADSI エディターを使用して AD LDS インスタンスを管理するには、インスタンスに接続してバインドする必要があります。インスタンス内のコンテナーおよびオブジェクトを管理するには、コンテナーまたはオブジェクトを検索して、それらを右クリックします。

この手順を実行するには、AD LDS インスタンスの Administrators グループのメンバーシップが最低限必要になります。既定では、AD LDS セットアップ中に AD LDS 管理者として指定するセキュリティ プリンシパルが、構成パーティションの Administrators グループのメンバーとなります。AD LDS グループの詳細については、「AD LDS ユーザーとグループとは」を参照してください。

ADSI エディターを使用して AD LDS インスタンスに接続およびバインドするには
  1. ADSI エディターを開きます。

  2. コンソール ツリーで [ADSI エディター] をクリックします。

  3. [操作] メニューの [接続] をクリックします。

  4. [ドメインまたはサーバーを選択または入力する: (サーバー | ドメイン [:ポート])] に、AD LDS インスタンスが実行されているコンピューターのドメイン ネーム サービス (DNS) 名、NetBIOS 名、または IP アドレスを入力します。その後、コロン (:) に続いて、接続先の AD LDS インスタンスが使用しているライトウェイト ディレクトリ アクセス プロトコル (LDAP) 通信ポートを入力します。

    既にこのコンピューターのインスタンスに接続したことがある場合、通常そのサーバーとポートは一覧に表示されます。

  5. [接続ポイント] で、次のいずれかを実行します。

    • [[識別名または名前付けコンテキストを選択または入力する]] をクリックし、接続先の識別名を指定します。

    • [既知の名前付けコンテキストを選択する] をクリックし、[構成]、[RootDSE]、または [スキーマ] をクリックします。

  6. 別のアカウントに接続するには、[詳細設定] をクリックして、[資格情報を指定する] をクリックします。次に、[資格情報] で、アカウントのドメイン、ユーザー名、およびパスワードを入力します。

その他の考慮事項

  • ADSI エディターを開くには、AD LDS サーバー役割がインストールされているコンピューターで、[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントして、[ADSI エディター] をクリックします。

  • AD LDS インスタンスへの接続を追加して作成するには、[操作] メニューで、新しい接続ごとに [接続] をクリックします。

  • LDAP の既定の通信ポートは 389 です。

  • ローカル コンピューターで実行されている AD LDS インスタンスに接続するには、サーバー名として「localhost」と入力します。

その他の参照情報


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