接続マネージャー プロファイル インストーラーは、ネットワーク管理者が提供する実行可能ファイルです。コンピューター上で実行すると、特定のリモート ネットワークへの接続を作成するために必要なすべてのファイルがインストールされます。接続へは、ネットワーク接続フォルダー内の新しいエントリを使用してアクセスします。

接続マネージャー プロファイルをインストールするには、Users グループ以上のメンバーシップが必要です。すべてのユーザー用にプロファイルをインストールするには、Administrators グループ メンバーシップが必要です。

管理者は、あらゆるソフトウェア配布方法を使用して、接続マネージャー プロファイルをクライアント コンピューターに配信できます。

  • リムーバブル メディア : フロッピー ディスク、CD、DVD、フラッシュ メモリ USB ドライブ。

  • ネットワーク共有 : 接続マネージャー プロファイル インストーラーをネットワーク共有の場所に格納すると、ユーザーはそこからプロファイル インストーラーを実行することができます。

  • 電子メール : プロファイル インストーラーを電子メールの添付ファイルとして送信できます (推奨されません)。

    電子メール システムの中には、セキュリティ リスクの問題から、実行可能ファイルを添付ファイルとして許可しないものもあります。

  • Web サイト ダウンロード : Web サイトにリンクを設定すれば、ユーザーはそこからプロファイル インストーラーをダウンロードして実行することができます。

  • ソフトウェア配布システム : ユーザー側での操作を必要とすることなく多数のクライアントに自動配布するには、Microsoft® Systems Center Configuration Manager などの製品が最適です。

制限付きのユーザーとしてログオンしている場合は、現在のユーザー アカウントに対してのみプロファイルをインストールできます。ローカル管理者としてログオンしている場合は、プロファイルをすべてのユーザーに対してインストールするか、または現在のユーザー アカウントに対してのみインストールするかを選択できます。

接続マネージャー プロファイルを手動でインストールするには
  1. 管理者によって提供された実行可能ファイルを見つけ、ダブルクリックします。

    ダイアログ ボックスが表示され、[YourProfileName をインストールしますか?] とたずねられます。

  2. インストールを開始するには [はい] をクリックします。

  3. ソフトウェア ライセンス条項が表示されたら、内容を確認します。ライセンス条項に同意してインストールを続行する場合は [はい] をクリックします。

  4. [この接続を利用できるユーザー] の下の [すべてのユーザー] または [自分専用] を選択します。[すべてのユーザー] を選択するには、ローカル管理者のアクセス許可を持っている必要があります。ログオンした方法に応じて、次のようにインストールが続行します。

    • 組み込みの Administrator アカウントでログオンした場合は、インストールが続行します。

    • Administrators グループのメンバーとしてログオンした場合は、[ユーザー アカウント制御] ダイアログ ボックスが表示される場合があります。必要な操作が表示されていることを確認して [続行] をクリックするとインストールが続行されます。

    • 標準ユーザーとしてログオンした場合は、[ユーザー アカウント制御] ダイアログ ボックスが表示され、管理者の資格情報を求められます。適切な資格情報を指定すると、インストーラーはすべてのユーザーに対してインストールを行います。資格情報を指定しない場合はそのオプションが無効になり、現在のユーザーに対してのみインストールを実行できます。

    • この接続のアイコンをデスクトップ上に作成したい場合は、[デスクトップにショートカットを追加する] チェック ボックスをオンにします。

    • [OK] をクリックして、インポートを完了します。

    インストールの進行状況を示すダイアログ ボックスが表示されます。インストールが完了すると、デスクトップにアイコンを作成するオプションを選択した場合はアイコンが表示され、新しい接続が使用できる状態でネットワーク接続フォルダーが表示され、接続が開きます。ここで、ダイヤルの場所やその他ネットワーク管理者が許可した設定を構成できます。

その他の参照情報