デスクトップ エクスペリエンス機能を使用すると、Windows 7 のさまざまな機能を、Windows Server 2008 を実行しているサーバーにインストールできます。Windows Server 2008 をプライマリ オペレーティング システムとして使用する場合、これらの Windows 7 の機能を日常的に使用することができます。

デスクトップ エクスペリエンス機能の内容

デスクトップ エクスペリエンスには、次の Windows 7 コンポーネントおよび機能が含まれています。

  • Windows Media Player

  • デスクトップ テーマ

  • Windows 用ビデオ (AVI サポート)

  • Windows SideShow

  • Windows Defender

  • ディスク クリーンアップ

  • 同期センター

  • サウンド レコーダー

  • 文字コード表

  • Snipping Tool

デスクトップ エクスペリエンスをインストールしても、インストールした機能は自動的には有効になりません。インストール後、構成の変更が必要な機能を手動で有効にする必要があります。たとえば、デスクトップ テーマを使用するには、Microsoft 管理コンソール サービス スナップインでテーマ サービスを有効にして起動し、テーマを選択します。

デスクトップ エクスペリエンス機能のインストールとアンインストール

デスクトップ エクスペリエンスは、初期構成タスク ウィザードまたはサーバー マネージャーを使用して、インストールまたはアンインストールすることができます。

初期構成タスク ウィザードを使用して、デスクトップ エクスペリエンスをインストールするには
  1. [このサーバーのカスタマイズ] セクションで、[機能の追加] をクリックします。

  2. [デスクトップ エクスペリエンス] チェック ボックスをオンにし、[次へ] をクリックします。

  3. [インストール] をクリックして、ウィザードを完了します。

サーバー マネージャーを使用して、デスクトップ エクスペリエンスをインストールするには
  1. サーバー マネージャーを開きます。[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントして、[サーバー マネージャー] をクリックします。

    • コマンド プロンプトで次のように入力して、サーバー マネージャーを開くこともできます。
    • servermanager.msc
  2. [機能の概要] セクションで、[機能の追加] をクリックします。

  3. [デスクトップ エクスペリエンス] チェック ボックスをオンにし、[次へ] をクリックします。

  4. [インストール] をクリックして、ウィザードを完了します。

デスクトップ エクスペリエンスは、前述のいずれかの方法で機能の追加ウィザードを開始して、いつでもアンインストールすることができます。ウィザードが開始したら、[デスクトップ エクスペリエンス] チェック ボックスをオフにし、[次へ]、[削除] の順にクリックして、ウィザードを完了します。