このトピックでは、デバイスが使用するリソースを変更する手順について説明します。

注意

リソースの設定を誤って変更すると、ハードウェアが無効になり、コンピューターが誤動作したり動作しなくなったりする場合があります。リソースの設定の変更は、コンピューターのハードウェアおよびハードウェア構成の設定について高度な知識を持つユーザーだけが行う必要があります。

この操作を正常に行うには、少なくともローカルAdministrators グループ、またはそれと同等の権限を持つグループのメンバーである必要があります。

デバイスのリソース設定を変更するには
  1. デバイス マネージャーを開く

  2. 変更するデバイスの種類をダブルクリックします。

  3. 変更する特定のデバイスをダブルクリックします。デバイスに変更可能なリソース設定がある場合は、ダイアログ ボックスに [リソース] タブが表示されます。

  4. [リソース] タブをクリックし、[自動設定] チェック ボックスをオフにします。デバイスに特定のリソースを割り当てることができない場合、このチェック ボックスは変更できなくなっていることがあります。

  5. [設定の登録名] で、変更するハードウェア構成をクリックします。

  6. [リソースの設定] の [リソースの種類] で、変更するリソースの種類をクリックします。以下の選択項目があります。

    • 直接メモリ アクセス (DMA)

    • 割り込み要求 (IRQ)

    • 入出力 (I/O) ポート

    • メモリ アドレス

  7. [設定の変更] をクリックし、そのリソースの種類に対する新しい値を入力します。

  8. 必要に応じて、手順 2. ~ 7. を繰り返します。

その他の考慮事項
重要

新しい設定が他のデバイスと競合しないことを確認してください。競合するデバイスがある場合は、[リソース] タブの [競合するデバイス] に表示されます。

  • [自動設定] は、構成できる設定が他にないデバイスでは使用できません。また、プラグ アンド プレイ リソースによって制御され、ユーザーが変更することのできないデバイスの場合も使用できません。

  • 手動でリソースを割り当てる必要があるのは、一部の古い ISA (Industry Standard Architecture) デバイスと、プラグ アンド プレイ BIOS (Basic Input/Output System) デバイスだけです。リソースはハードウェアのインストール時にシステムによって自動的に割り当てられるので、通常は、リソースの設定をユーザーが変更する必要はありません。


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