Windows Server 2008 R2 の DFS レプリケーションでは、レプリケーション グループのメンバーとしてフェールオーバー クラスターを追加できるようになりました。レプリケーション グループのメンバーとしてフェールオーバー クラスターを追加するには、次の手順に従います。
重要 | |
レプリケーション グループにフェールオーバー クラスターを追加するには、フェールオーバー クラスターで Windows Server 2008 R2 が実行されている必要があります。 読み取り専用レプリケート フォルダーまたはフェールオーバー クラスターであるメンバーを含むレプリケーション グループを表示または管理するには、Windows Server 2008 R2 に含まれているバージョンの DFS の管理を使用する必要があります。 |
フェールオーバー クラスターをレプリケーション グループに追加する |
フェールオーバー クラスター機能をインストールし、構成します。詳細については、フェールオーバー クラスター マネージャーのヘルプを参照してください。
フェールオーバー クラスター マネージャー スナップインで、構成するクラスターが表示されない場合は、コンソール ツリーで [フェールオーバー クラスター マネージャー] を右クリックし、[クラスターの管理] をクリックして、構成対象のクラスターを選択または指定します。
[サービスとアプリケーション] をクリックし、右側の [操作] の [サービスまたはアプリケーションの構成] をクリックします。
高可用性ウィザードに示される手順に従って、高可用性を実現するサービスまたはアプリケーションおよび次の情報を指定します。
- 高可用性ウィザードの [サービスまたはアプリケーションの選択] ページで、[ファイル サーバー] をクリックします。
- 高可用性ウィザードの [クライアント アクセス ポイント] ページで、クラスター化されたファイル サーバー インスタンスの名前を入力します。この名前は、クラスター化された該当ファイル サーバーのコンピューター アカウントとしてドメイン ネーム システム (DNS) サーバーおよび AD DS に登録されます。
- 高可用性ウィザードの [サービスまたはアプリケーションの選択] ページで、[ファイル サーバー] をクリックします。
[DFS の管理] で新しいレプリケーション グループ ウィザードまたは新しいメンバー ウィザードを起動し、レプリケーション グループに追加するクラスター化されたファイル サーバー インスタンスの名前を入力します。レプリケート フォルダーとステージング フォルダーは共有記憶域に格納する必要があります。
注 | |
レプリケート フォルダーをノード間で移動するには、レプリケート フォルダー用の共有フォルダーを作成するか、または他のクラスター管理タスクを実行し、フェールオーバー クラスター マネージャー スナップインを使用します。[DFS の管理] では、フェールオーバー クラスター上で直接これらのタスクを実行することはできません。 |