イベント ビューアーでは、1 台のリモート コンピューター上のイベントを表示できます。しかし、問題のトラブルシューティングを行うときには、複数のコンピューターの複数のログに格納されている一連のイベントを調査する必要が生じることもあります。

Windows Vista には、複数のリモート コンピューターからイベントのコピーを収集し、ローカルに格納する機能が用意されています。収集するイベントを指定するには、イベント サブスクリプションを作成します。サブスクリプションではとりわけ、どのイベントを収集し、それらをローカルではどのログに格納するかを正確に指定します。サブスクリプションがアクティブになってイベントが収集されていると、ローカルに格納されている他のイベントと同様に、転送されたイベントを表示して操作することができます。

イベント収集機能を使用するには、転送する側と収集する側の両方のコンピューターを構成する必要があります。この機能は、Windows リモート管理 (WinRM) サービスと Windows イベント コレクター (Wecsvc) サービスに依存します。これらのサービスの両方が、転送と収集の処理に参加するコンピューターで実行されている必要があります。イベントの収集と転送を行うコンピューターを構成するために必要な手順の詳細については、「イベントを転送して収集するようコンピューターを構成する」を参照してください。

その他の考慮事項

  • リモート コンピューターにある既存のサブスクリプションからイベントを受信するようにサブスクライブすることができます。

その他の資料


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