開いているファイルを閉じる

共有ファイルまたは共有フォルダーを閉じるには、[共有フォルダー] Microsoft 管理コンソール (MMC) スナップインを使用するか、またはコマンドプロンプトを使用します。

	重要
	共有ファイルまたは共有フォルダーに接続していたユーザーは、ファイルを閉じた時点で切断されます。警告しないまま開いている共有ファイルを閉じると、ユーザーがデータを失う可能性があります。可能な場合は、ファイルを閉じて切断する前にユーザーに通知してください。

Windows インターフェイスを使用して、開いている共有ファイルまたは共有フォルダーを閉じるには

[コンピューターの管理] を開きます。
[ユーザーアカウント制御] ダイアログボックスが表示された場合は、表示されている操作が目的の操作であることを確認して、[はい] をクリックします。
コンソールツリーで、[システムツール]、[共有フォルダー]、[開いているファイル] の順にクリックします。
次のいずれかの操作を行います。
- 開いているすべてのファイルおよびフォルダーを閉じるには、[操作] メニューの [開いているファイルをすべて切断] をクリックします。
- 特定のファイルまたはフォルダーを閉じるには、結果ウィンドウでファイル名を右クリックし、[開いているファイルを閉じる] をクリックします。
- 開いている複数のファイルまたはフォルダーを切断するには、Ctrl キーを押しながら各ファイルまたはフォルダーの名前をクリックし、選択したファイルまたはフォルダーのどれか 1 つを右クリックして [開いているファイルを閉じる] をクリックします。これで、選択したファイルまたはフォルダーが閉じられます。

コマンドラインを使用して、開いている共有ファイルまたは共有フォルダーを閉じるには

高度なコマンドプロンプトウィンドウを開くには、[スタート]、[すべてのプログラム]、[アクセサリ] の順にクリックし、[コマンドプロンプト] を右クリックして、[管理者として実行] をクリックします。
[ユーザーアカウント制御] ダイアログボックスが表示された場合は、表示されている操作が目的の操作であることを確認して、[はい] をクリックします。
次のように入力します。
```
net file <ID> /close
```
たとえば、開いていて myfile_id で識別されるファイルを閉じるには、次のように入力します。
```
net file myfile_id /close
```

値	説明
`Net file`	サーバーで開かれているすべての共有ファイルまたは共有フォルダーの名前と、ファイルロックがあれば、ファイルまたはフォルダーごとにファイルロックの数を表示します。
`<ID>`	共有ファイルまたは共有フォルダーに動的に割り当てられた ID。
`/close`	共有ファイルまたは共有フォルダーを閉じ、ファイルのロックを解除します。このコマンドは、フォルダーが共有されているサーバーから入力します。

	注
	このコマンドの完全な構文を表示するには、コマンドプロンプトで次のように入力します。 `net help file` 共有ファイルまたは共有フォルダーのファイル ID を調べるには、「`net file`」と入力します。