ファイル サーバー リソース マネージャー Microsoft 管理コンソール (MMC) スナップインの [クォータの管理] ノードでは、次の作業を実行できます。

  • ボリュームまたはフォルダーで許可する領域を制限するクォータを作成し、クォータの制限値に近づくか、これを超えた場合に、通知を生成します。

  • ボリュームまたはフォルダー内のすべての既存のサブフォルダー、および将来作成されるすべてのサブフォルダーに適用される自動適用クォータを生成します。

  • 新しいボリュームまたはフォルダーに容易に適用でき、組織全体で利用できる、クォータ テンプレートを定義します。

たとえば、次のようなことができます。

  • 200 MB の制限をユーザーの個人用サーバー フォルダーに設定し、記憶域の使用率が 180 MB を超えた場合、管理者に通知が送られるようにします。

  • グループの共有フォルダーに、柔軟な 500 MB のクォータを設定します。この記憶域制限に達した場合、グループ内のすべてのユーザーは記憶域クォータが一時的に 520 MB まで拡張されたことを電子メールで通知されます。これにより、ユーザーは不要なファイルを削除して、現在の 500 MB のクォータ ポリシーを順守できます。

  • 一時フォルダーが 2 GB 使用されるようになった時点で通知を受信できますが、サーバーで実行されているサービスに必要であるため、そのフォルダーのクォータを制限しません。

ここでは、次のトピックについて説明します。

電子メール通知および特定のレポート機能を設定するには、最初にファイル サーバー リソース マネージャーの全般的なオプションを設定する必要があります。


目次