ターゲット項目 "ファイルの一致" を使用すると、ターゲット項目で指定したファイルまたはフォルダーが存在する場合、またはファイルが存在し、かつターゲット項目で指定した範囲内のバージョンである場合にのみ、基本設定項目をコンピューターまたはユーザーに適用できます。[次の値に一致しない] を選択すると、ターゲット項目で指定したファイルまたはフォルダーが存在しないか、ファイルのバージョンがターゲット項目で指定した範囲外の場合にのみ、基本設定項目が適用されます。

種類の一致

ファイルまたはフォルダーの評価に使用する条件を指定します。

  • [ファイルの存在] または [フォルダーの存在] : このオプションを選択した場合は、[パス] ボックスに指定したファイルまたはフォルダーが存在する場合に、ターゲット項目の値として真が返されます。

  • [ファイル バージョンの一致] : このオプションを選択した場合は、[パス] ボックスに指定したファイルが存在し、そのファイルにバージョン リソースがあり、そのバージョンが指定した範囲内のバージョンである場合に、ターゲット項目の値として真が返されます。

パス

ファイルまたはフォルダーのパスを指定します。[ファイル バージョンの一致] を選択した場合は、ファイルのパスを入力する必要があります。

[パス] ボックスには、基本設定の処理変数を入力できます。 F3 キーを押して、選択可能な値のリストを表示します。

バージョンの範囲

[ファイル バージョンの一致] を選択した場合は、一致させるバージョンの範囲を入力します。各バージョンのセグメントは 0 以上 65535 以下であることが必要です。

たとえば、1.0 以上で 8.5.1 未満のバージョンを指定するには、[>=] を選択し、左のボックスに「1」を入力します (始めの 0 を置き換えます)。次に、[<] を選択し、右のボックスの始めの 3 つの 0 を「8」、「5」、および「1」に置き換えます。

[バージョンの範囲] が表示されるのは、[ファイル バージョンの一致] を選択した場合のみです。

その他の考慮事項

  • 基本設定項目に適用した対象項目の一覧の中で対象項目の位置を変更するには、対象項目を新しい場所にドラッグするか、対象項目を選択してから矢印または矢印をクリックします。

  • 基本設定項目は、ドメイン ベースの GPO でのみ使用可能です。

その他の参照情報


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