認証済みアクセス方式であるダイジェスト認証は、Microsoft® Windows® Server 2003 を実行しているサーバー上のドメイン アカウントにのみ適用され、それらのアカウントでは可逆暗号化を使用してパスワードを格納する必要があります。インターネット インフォメーション サービス (IIS) では、パスワードではなくハッシュ値がネットワーク上で送信され、プロキシ サーバーやその他のファイアウォールも支障なく通過します。

ダイジェスト認証の要件

IIS を実行するサーバーでダイジェスト認証を有効にする前に、次の要件がすべて満たされていることを確認します。ドメイン コントローラーの要件が満たされていることを確認できるのはドメイン管理者のみです。ドメイン コントローラーが次の要件を満たしているかどうかが不明な場合は、ドメイン管理者に問い合わせてください。

  • IIS を実行するユーザーおよびサーバーが、同じドメインのメンバーであるか、そのドメインから信頼されている。

  • ユーザーが、有効な Windows ユーザー アカウントをドメイン コントローラー上の Active Directory® に格納済みである。

  • ドメインに Windows 2000 以降のドメイン コントローラーが存在する。

  • IIS サーバーが、Windows Server 2003 ファミリ以降のメンバーを実行している。

[はい]

IIS での認証方法をダイジェスト認証に設定するときにクリックします。

[いいえ]

操作を中断して、別の選択を行うために直前のダイアログ ボックスに戻るときにクリックします。

関連項目

ユーザー認証およびダイジェスト認証の詳細については、Microsoft Windows Server TechCenter の IIS 6.0 のオンライン ドキュメント (英語の可能性あり) を参照してください。

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