ネットワーク負荷分散 (NLB) マネージャーでイベントのログを記録することは、NLB ドライバーによって生成されるイベントのログを記録することとは異なります。NLB マネージャーは、NLB マネージャーの使用に関連するイベントのみを記録します。NLB ドライバーに関連するイベントを表示するには、イベント ビューアーを使用する必要があります。

NLB クラスターは常に信頼できる安全なコンピューターから管理する必要がありますが、イベント ログを有効にしている場合は特にこの点に注意する必要があります。NLB マネージャー ログ ファイルには、NLB クラスターとホストに関する機密性の高い情報が含まれているため、適切に保護する必要があります。既定で、ログ ファイルは作成元ディレクトリのセキュリティ設定を継承します。フル コントロールを必要としないユーザーには、ログ ファイルに対する明示的なアクセス許可を変更し、読み取り書き込みのアクセス許可を割り当てることができます。ただし、NLB マネージャーを使用するユーザーには、ログ ファイルに対するフル コントロールが必要です。

この手順で説明しているタスクは、Windows PowerShell を使用して実行することもできます。NLB クラスターに対する Windows PowerShell の使用の詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=140180 (英語の可能性あり) を参照してください。

ネットワーク負荷分散 (NLB) マネージャーを使用するには、構成しているホストの Administrators グループのメンバーであるか、または適切な権限が委任されている必要があります。クラスターに属さないコンピューターから NLB マネージャーを実行してクラスターまたはホストを構成している場合は、そのコンピューターの Administrators グループのメンバーである必要はありません。

NLB マネージャーのログ設定を構成するには
  1. NLB マネージャーを開くには、[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントして、[ネットワーク負荷分散マネージャー] をクリックします。コマンド プロンプトで「Nlbmgr」と入力して NLB マネージャーを開くこともできます。

  2. [オプション] メニューの [ログの設定] をクリックします。

  3. [ログを有効にする] チェック ボックスをオンにし、ログ ファイルの名前と場所を指定します。


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