印刷の管理スナップインをグループ ポリシーと共に使用すると、プリンター接続をユーザーまたはコンピューターに自動的に展開し、適切なプリンター ドライバーをインストールできます。このインストール方法は、多くのコンピューターまたはユーザーが同じプリンターにアクセスする研究所、学校の教室、支社などの環境で役立ちます。また、Windows 7 を実行しており、ローカルの Administrators グループのメンバーではないユーザーに対して、プリンター ドライバーを展開する場合にも役立ちます。
グループ ポリシーを使用してプリンター接続を展開するには、次の要件を満たしている必要があります。
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Active Directory ドメイン サービス (AD DS) スキーマに、Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 のスキーマ バージョンを使用する。
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Windows 7 または Windows Server 2008 R2 を実行していないクライアント コンピューターでは、スタートアップ スクリプト (コンピューターごとの接続の場合) またはログオン スクリプト (ユーザーごとの接続の場合) の PushPrinterConnections.exe ツールを使用する。
次の各トピックでは、グループ ポリシーを使用してプリンター接続を展開する方法について説明します。
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プリンター接続を展開する
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PushPrinterConnections.exe ユーティリティを展開する
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グループ ポリシーを使用して展開されたプリンターのドライバー インストールのセキュリティを変更する
重要 | |
これらの手順を実行するには、ローカルの Administrators グループのメンバーになり、プリンター接続の展開先となる AD DS ドメインや組織単位 (OU) のグループ ポリシー オブジェクト (GPO) に対する書き込みのアクセス許可を持っている必要があります。 |
その他の参照情報
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プリンターおよびプリント サーバーの展開
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Windows Server 2008 R2 テクニカル ライブラリ -
https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=92735 (英語の可能性あり)