次の手順に従って、Microsoft® SQL Server™ を実行するローカルまたはリモートのデータベースにリモート認証ダイヤルイン ユーザー サービス (RADIUS) アカウンティング データを記録します。
ユーザー認証要求、アクセス許可メッセージ、アクセス拒否メッセージ、アカウンティングの要求と応答、および定期的な状態の更新のための RADIUS アカウンティングを実行するように、ネットワーク ポリシー サーバー (NPS) を構成できます。次の手順を使用して、ログ プロパティおよびアカウンティング データを格納する SQL Server を実行するサーバーへの接続を構成できます。
注 | |
NPS はアカウンティング データを XML ドキュメントにフォーマットし、NPS に指定されている SQL Server データベースの report_event ストアド プロシージャに送信します。SQL Server ログが適切に機能するには、NPS からの XML ドキュメントを受信して解析する report_event というストアド プロシージャが SQL Server データベースに実装されている必要があります。 |
この手順を実行するには、Domain Admins のメンバーシップ、またはそれと同等のメンバーシップが最低限必要です。
NPS に SQL Server ログを構成するには |
NPS コンソールまたは NPS Microsoft 管理コンソール (MMC) スナップインを開きます。
コンソール ツリーで、[アカウンティング] をクリックします。
詳細ウィンドウの [SQL Server ログ プロパティ] で、[SQL Server ログ プロパティの変更] をクリックします。[SQL Server ログ プロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。
[次の情報を記録] で記録する情報を選択します。
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すべてのアカウンティング要求を記録するには、[アカウンティング要求] をクリックします。
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認証要求を記録するには、[認証要求] をクリックします。
- 定期的なアカウンティングの状態を記録するには、[定期的なアカウンティングの状態] をクリックします。
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アカウンティング要求の中間報告など定期的な状態を記録するには、[定期的な状態] をクリックします。
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すべてのアカウンティング要求を記録するには、[アカウンティング要求] をクリックします。
NPS を実行するサーバーと SQL Server のデータベース間の同時セッション数を構成するには、[同時セッションの最大数] に数値を入力します。
SQL Server データ ソースを構成するには、[SQL Server ログ] で [構成] をクリックします。[データ リンクのプロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。[接続] タブで次の指定を行います。
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データベースが格納されるサーバーの名前を指定するには、[サーバー名を選択または入力] に名前を入力するか選択します。
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サーバーへのログオンに使用する認証方法を指定するには、[Windows NT の統合セキュリティを使用する] をクリックします。または、[特定のユーザー名とパスワードを使用する] をクリックして、[ユーザー名] および [パスワード] に資格情報を入力します。
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空のパスワードの使用を許可するには、[空のパスワード] をクリックします。
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パスワードを保存するには、[パスワードの保存を許可する] をクリックします。
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SQL Server を実行するコンピューターのどのデータベースに接続するかを指定するには、[サーバー上のデータベースを選択する] をクリックし、一覧からデータベース名を選択します。
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データベースが格納されるサーバーの名前を指定するには、[サーバー名を選択または入力] に名前を入力するか選択します。
NPS と SQL Server 間の接続をテストするには、[接続テスト] をクリックします。