シャットダウン イベントの追跡ツールが有効になっている場合、ユーザーは理由を指定しないとコンピューターをシャットダウンまたは再起動できません。停電やハードウェアの障害などが原因で、コンピューターが予期せずにシャットダウンまたは再起動された場合は、再起動後に最初にログインしたローカルの Users グループのメンバーに、シャットダウン イベントの追跡ツールに理由を入力するよう求めるメッセージが表示されます。

ローカル コンピューターのグループ ポリシーの設定を編集することによって、シャットダウン イベントの追跡ツールをローカル コンピューターで有効にすることができます。

ローカルの Administrators グループ、またはそれと同等のメンバーシップが、この手順を実行するために最低限必要なメンバーシップです。

 

グループ ポリシーでシャットダウン イベントの追跡ツールを有効にするには
  1. [スタート] ボタンをクリックし、[検索の開始] ボックスに、「gpedit.msc」と入力します。

    [グループ ポリシー オブジェクト エディター] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. [ローカル コンピューター ポリシー] のナビゲーション ウィンドウで、[コンピューターの構成]、[管理用テンプレート] の順に展開し、[システム] をクリックします。

  3. コンソール ウィンドウで、オブジェクトの一覧まで下にスクロールし、[シャットダウン イベントの追跡ツールを表示する] を右クリックして、[プロパティ] をクリックします。

  4. [設定] タブで、[有効] をクリックします。

  5. ドロップダウン ボックスで [常に表示] をクリックし、[OK] をクリックします。

    [サーバーのみ] および [ワークステーションのみ] の設定は、ドメイン管理者による使用を目的としています。

その他の考慮事項

  • この手順を実行するには、ローカルの Administrators グループまたは同等のグループのメンバーである必要があります。

  • シャットダウン イベントの追跡ツールが有効になっているコンピューターを複数のユーザーが使用する場合は、理由の文書化に関するガイドライン (新しいプログラムをインストールするために再起動が必要な場合には、常にコメント フィールドにアプリケーション名を入力するなど) を作成することを検討してください。

その他の参照情報