デマンド ダイヤル インターフェイスは、ルーターをパブリック ネットワークまたはプライベート ネットワークに接続します。デマンド ダイヤル インターフェイスは、オンデマンド (必要なときに有効化) または固定 (常時接続) のいずれかを指定可能で、一方向または双方向の接続を開始します。

この手順を実行するには、ローカルの Administrators グループのメンバーシップ、またはそれと同等のメンバーシップが最低限必要です。

デマンド ダイヤル インターフェイスを追加するには
  1. RRAS MMC スナップインで、[Your Server Name] を展開します。サーバー マネージャーを使用している場合は、[ルーティングとリモート アクセス] を展開します。

  2. [ネットワーク インターフェイス] を右クリックし、[新しいデマンド ダイヤル インターフェイス] をクリックします。

  3. デマンド ダイヤル インターフェイス ウィザードの指示に従います。

デマンド ダイヤル インターフェイスを使用するには、宛先ネットワークへのインターフェイスとして、新しいデマンド ダイヤル インターフェイスを使用するルートを作成します。

デマンド ダイヤル インターフェイスを固定またはオンデマンドに構成するには
  1. RRAS MMC スナップインのナビゲーション ウィンドウで、[ネットワーク インターフェイス] をクリックします。

  2. デマンド ダイヤルのネットワーク インターフェイスを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  3. [Interface Nameプロパティ] ダイアログ ボックスで、[オプション] タブをクリックします。

  4. [接続の種類] で次のいずれかを選択します。

    • [デマンド ダイヤル]。このオプションを選択した場合は、必要なときにだけ接続が確立され、[切断するまでの待ち時間] に指定された時間 (分単位) アイドル状態になると切断されます。

    • [固定接続]。このオプションを選択した場合は、すぐに接続が確立され、ルーティングとリモート アクセス サービスが開始するたびに接続が再確立されます。

指定したセキュリティ設定を使用するようにデマンド ダイヤル インターフェイスを構成するには
  1. RRAS MMC スナップインのナビゲーション ウィンドウで、[ネットワーク インターフェイス] をクリックします。

  2. デマンド ダイヤルのネットワーク インターフェイスを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

  3. [Interface Nameプロパティ] ダイアログ ボックスで、[セキュリティ] タブをクリックします。

  4. [VPN の種類] で、接続に使用する仮想プライベート ネットワーク (VPN) の種類を選択します。

  5. [データの暗号化] で、この接続に関する暗号化要件を指定します。

  6. [認証] で次のいずれかのオプションを選択します。

    • [拡張認証プロトコル (EAP)]。このオプションを構成するには、[プロパティ] をクリックします。

    • [次のプロトコルを許可する]。このオプションを構成するには、認証プロトコルを選択します。

その他の参照情報


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